Intel NUC (NUC8I7BEH)にDebianを標準構成でインストールした際に、swapの削除でハマりました。swapを無効化したいのは、メモリがたくさんあるからとか、SSDを消耗させたくないというのもありますが、kubernetesがswapありだと動作しないからです。
swapの停止
$ sudo swapoff -a # swapの停止
$ sudo vi /etc/fstab # swapのエントリを削除
swapパーティションの削除
しかし、UEFI + systemd なシステムではパーティション情報を読み込んで、スワップを自動的に設定してしまいます。GNOME Diskでswapパーティションを削除する必要があります。
resume機能の無効化
swapパーティションを削除すると、ブート時にresume用のパーティションを探すために30秒のタイムアウトが発生します。これを回避するためにブート時のカーネルパラメータでnoresume
を指定します。
$ sudo vi /etc/default/grub
以下の行にnoresume
を追加します。splash
はお好みで。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash noresume" # noresumeを追加
設定を反映させるためにrootでupdate-grub
コマンドを実行します。
[root] $ update-grub