先月下旬にQiitaでとある転職活動に関するエントリを読ませていただいた結果、
触発されて一念発起して転職活動を開始しました。
結果として、ものすごくスムーズかつきちんと目指す方向を向いて着地できたと思うので、
先月私が読んだエントリのように、誰かが一歩動き出す手助けになればという思いもこめて記録残します。
(もしよければお祝いにいいねいただけると嬉しいです)
※「みんなも転職した方がいいよ!」とか「全ての転職活動においてこれがベスト!」とか、そういうつもりは毛頭ないので、「オレにはハマらないな・・・」って思われるようであればそっ閉じしていただければと思います。
言いたいことまとめ
ざっとまとめると以下のようなポイントを意識して面接の準備をしました。
- 絶対に自分を盛らない
- 率直かつ正直に話す
- 将来的にどうなりたいのか(キャリアプラン)は考えておく
- その将来に対して今の自分に足りないものを考えておく
- その足りないものに対して今の自分ができる(している)ことを考えておく
- 自分のしたい仕事の本質はなんなのかを意識しておく
- 経歴自体ではなく、「その経歴によって提供できる価値」を意識して話す
- 転職先に求めるもの(と、その優先順位)はきちんと伝える
結果どうだったのか
転職活動期間
2週間ほどで転職活動を終えました。
選考していただいた企業数
片手で数えられるほどです。
最初に内定出た企業様で即決しました。
ちなみに対象の企業様は転職エージェントと面談して
転職活動の方針を伝えた上で紹介していただきました。
なぜそこを選んだか
前提として、今回の転職活動の大きな軸の1つは年収アップでした。
その点でこちらの条件を呑んでいただけたのと、
そのほかこまごまとした点も、ほぼ妥協が必要なかったので即決でした。
(ちなみに年収は割合でいうと20%以上上がることになりました。
現職での給与が今年後半で上がったばかりなので、
そこからさらに大きく上がるのは正直めちゃくちゃ嬉しいです。。)
あと、少ないながら面接いただいた中でそこが一番企業様からのアピールも熱かったのと、
私のキャリアに対しても高く評価していただけたことも大きかったです。
正直たった2週間の短い活動のなかでも早い時期から
「複数内定出たとしても、絶対ここ選ぶわ」ってイメージを持っていました。
探せばもっと良いトコあるんじゃないか
そもそもが自身でも「高望みかもしれない」というレベルの条件を掲げて面接に挑みましたが、
そのラインをクリアするオファーを提示いただけたことで十分満足できることと、
個人的にこういうことに集中力が続かないことが早々に決めて終わらせた大きな理由です。
(現職を円満退職するにあたり、調整をなるべく早めに始めたい、というのもあります)
当初は現実的な目標として「10月末くらいまでで決まればいいな」と思っていましたが、
もし面接で何社も落とされたり、「内定はやるけど年収は妥協しろ」って言われたり、
みたいなことで心が削られてくると、現職の業務やプライベートへの影響も大きそうなことが
容易に想像できるので・・・
今回意識して取り組んだことについてそれぞれ補足など
最初にまとめたポイントについて、それぞれ少しずつ補足しておきます。
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絶対に自分を盛らない
→「オレ、すごくできる人間です」とアピールできることも大事だとは思いますが、盛ったところできっといつかバレますし、自身のプレッシャーにもなりますし、みんなが変なリスク負うだけかな、と。
職務経歴書見れば経歴自体は分かるので、それをわざわざ本人に語らせることで”ひととなり”を見ていただいてるという意識をはっきりと持って面接に臨むようにしました。
※正直さ、謙虚さ、問題意識、建設的に解決に臨む姿勢、周囲と調和しつつも自身の軸は持っていることなど -
端的、率直かつ正直に話す
→純粋に話し方の問題です。
5W1Hの質問に適切なかたちで返答する。補足があれば結論を述べてから付け足す。なるべく具体的に。ウソつかない。ごまかさない。などなど。
※あと、私もそうですが、喋りにあまり自信がない人は言葉に詰まってしまったような場合に”必ずしもキレイな回答しようとしなくてよい”という意識を持って、”つなぎ”の言葉を用意しておくのがよいと思いました。(「少し考えをまとめさせてください」、「思っていることはあるので喋りながらまとめさせてください」など) -
将来的にどうなりたいのか(キャリアプラン)は考えておく
→面接で訊かれることの定番だと思うので、私があえて触れるまでもないと思いますが・・・
「自分が今後していきたい仕事ってどんなものだろう?」みたいなことにも言い換えられると思うので、訊かれるから準備するというより、自分自身が今後モチベーション高く仕事をしていくための道筋として考えておくべきポイントだなと、今回の転職活動で改めて思いました。 -
その将来に対して今の自分に足りないものを考えておく
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その足りないものに対して今の自分ができる(している)ことを考えておく
→4.5.合わせて、これも面接で訊かれることの定番ですが、進みたい方へ進んでいく上で発生する課題・障害がどれくらい見えているのか、それに対してどう対処しようとしているのか、という姿勢はどの企業様の面接でも少なからず見られていると思います。 -
自分のしたい仕事の本質はなんなのかを意識しておく
→例えば私(SE)の場合、本質は「システムを作ること」ではなく、「お客さまのビジネス課題を発見・解決・改善すること」であり、前者は手段としてそれを採用しているために私(私たち)がSEと呼ばれているに過ぎません。
そういった本質に目を向けると、経歴書上には表現されないポイントから、企業様やさらにそのお客様へ自身が提供できる価値をアピールポイントとして見出せたりもすると思うので、このポイントへ意識を向けて考えてみることは非常に大事かなと思います。 -
経歴自体ではなく、「その経歴によって提供できる価値」を意識して話す
→経歴紹介の際に経歴書の内容を単に読み上げるようなかたちで話す、というのはあるあるだと思うんですが、その経歴のどこに対して自身がどんなふうに捉えているのか、企業様のビジネス・業務にどうマッチするのか、というニュアンスを交えて伝えると「●●に意欲と活躍の可能性がある人」いう捉え方をして貰えてそうだなというのを、面接での感触から思っています。 -
転職先に求めるもの(と、その優先順位)はきちんと伝える
→先述しているとおり、今回の私の転職活動の大きな軸の1つは年収アップでしたが、面接で「年収あげたい」とはなかなか言いづらいイメージがあります。
ですが、1.でも触れている通り、面接では”ひととなり”を見ていただいている側面が大きく、その中には”仕事”というものに対する価値観やモチベーション特性なども当然含まれると思います。
そういった意味で、「(待遇も含め)こういう環境があれば仕事頑張れます」というアピールとして、求めるものを伝えておくことは「オファー面談まで来たけど、こんな条件じゃダメだ」ってコトにならないためにも重要だと思います。
※また、可能であればそのあたりを伝えた上で「弊社ならその要望に応えられます」とはっきり回答してもらうことも同時に重要だと思います。
(ぶっちゃけ、希望年収その他待遇面のハナシって企業側から訊いてくること多いのに、内定後までそれが叶うかどうか回答しないこと多くないですか?それってちょっとズルくないですか?って思ってたりします)
最後に
だらだらーっと書きましたが、転職活動(3年ぶり2回目)のまとめは以上です。
読んでいただきありがとうございました。
リモート面接について
今回の転職活動で初めてリモート面接の形式で選考受けて、
「最初は手元にカンペとか広げとけるやん、ラッキー」って思ってましたが、
そんなの見てると余計テンパって何話していいかわからなくなるので、
やっぱり企業様に訪問して面接していただくのと
同等の準備(頭の整理)しておくのは大前提だな、と思いました。