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Poweredgeでメーカー調査に必要なログ収集の実施手順

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はじめに

以前の記事 (https://qiita.com/ydetectiveu007/items/f3c8913937771f2adb64) で,PSODを発生させてしまい,ベンダーに調査依頼をかけたところログを採取してくれと依頼されたので,そのログ採取の方法をメモしておく.

ベンダーからはiDRAC とESXi の双方からログを採取してくれと依頼されたので,その方法について記す.

目次

  • iDRAC からSupportAssit コレクション ログを採取する方法
  • ESXi からvm-support ログを採取する方法
  • おわりに
  • 参考文献

iDRAC からSupportAssit コレクション ログを採取する方法

iDRAC からSupportAssit コレクションのログを採取するには,iSMのVIBをホストにインストールする必要がある.iSMのインストールファイル自体は,DELLのサポートサイトからサービスタグを入力することで,該当のバージョンを入手することができる.

以下の手順にて,インストールする.

  1. ESXiにssh にてログインする.
  2. scpなどを用いて,ESXi にiSMのVIB ファイルをアップロードする.
  3. 以下のコマンドにて,iSMをインストールする.
実行コマンド
# esxcli software vib install -d "【VIB ファイルのパスを指定する】"

以下のような出力結果が出れば,OKである.

インストール結果
Installation Result
   Message: Operation finished successfully.
   Reboot Required: false
   VIBs Installed: Dell_bootbank_iSM_3.2.0.ESXi6-1172
   VIBs Removed:
   VIBs Skipped:

インストール後,再起動の実施も必要ない.
次に,iDRAC のWeb インターフェースにログインする.
ログイン後,「メンテナンス」>「SupportAssist」>「収集の開始」を選択すると自動的にログの収集が開始される.ログの収集終了後,結果をまとめたファイルがダウンロードされるので,これでログの採取は完了である.

ESXi からvm-support ログを採取する方法

最初に参考文献の2番目のサイトを勧められたが,諸事情によりvCenter Server とホストの連携前だったため,その方法を断念した.代わりに,3番目のサイトの方法を採用して,コマンドでログを取得することにした.

ESXi にssh でログインするところまでは同じで,ログ採取のために実行するコマンドは以下のとおりである.

実行コマンド
# vm-support

上記コマンドを実行すると,時間は要するが,自動的にログを収集し,一つのファイルにまとめてくれる.コマンドの実行終了後,当該ファイルのパスを"To see the files collected, run:" というメッセージとともに表示されるので,scpなどを用いて作業用のPCのローカルに保存すればよい.

おわりに

はじめてやったことで,PSOD 発生からやや時間も経過しているので,ちゃんとログを採取できているかわからないが,とりあえず採取したログをベンダーに展開してみる.

参考文献

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