引き続きUnixについてなんとなく書いていこうと思います。
第4回は、lsコマンドとオプションについて書いていきます。
コマンド
-
ls
: ディレクトリの中身を見る(list)- 隠しファイルを含める場合はオプション
-a
をつける - 例:
ls -a
- .configなどは設定ファイルの為、通常隠しファイルになっている
- 隠しファイルを含める場合はオプション
オプション
-
<コマンド> --help
: 対象のコマンドで使用できるオプションを表示する -
man <コマンド>
: 対象のコマンドのマニュアルを表示する- アニュアルは
q
で終了する
- アニュアルは
ワイルドカード
lsなどで項目を表示した際に、表示する項目を特定の条件で絞りたい時、ワイルドカードという仕組みが使える。
文字列の指定や比較、探索などを行う際に、任意の、あるいは特定のパターンに一致する文字列を表す特殊な記法や記号のことをワイルドカードという。(引用:ワイルドカードとは)
- 「.」を除く0文字以上の任意の文字列は「*」で表せる。
- 例)
ls. <オプション> *.conf
: 拡張子が「.conf」のファイルだけを表示する
- 例)
- 「?」は任意の一文字を表す
-
ls. <オプション> s?????
: 「s」で始まる6文字の項目のみを表示
-
- 「[]」は任意の一文字か範囲を表す
-
ls. <オプション> [ps]?????
: 「p」または「s」で始まる6文字の項目を表示 -
ls. <オプション> [f-h]*
: 「f」または「g」または「h」で始まる項目を表示
-
- 「{}」は任意の文字列のどれかを指定できる
-
ls. <オプション> {sh,ho}*.
: 「sh」または「ho」で始まる項目を表示(※カンマの後にスペースを入れないよう注意)
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以上
参考:
https://dotinstall.com/lessons/basic_unix_v3/55306
https://dotinstall.com/lessons/basic_unix_v3/55307
https://dotinstall.com/lessons/basic_unix_v3/55308
https://e-words.jp/w/ワイルドカード.html