スマホでPDCAサイクル実行を目的としたアプリです。
「pocketPDCA」:https://openlist.sakura.ne.jp/cord/
iTunes : https://itunes.apple.com/jp/app/pocketpdca/id1175913707?mt=8
youtube:https://www.youtube.com/watch?v=IXzjpDS4K7c&t=2s
(当ドキュメントについて)
ionicでのアプリ作りをqiitaに書きながら開発しようとしていたPDCAアプリですが、アジャイル的にtry&errorでの開発を行ったため、開発段階を順序良く書くことができませんでした。
ionicの情報が少なかったのでqiitaに書こうと思っていましたが、
個人的な開発出会った都合や、ドキュメント化できず残念です。
今回「pocketPDCA」にはかなり工夫して様々なionicのUIを実装しました。
また当然cordovaやjavascriptの様々なライブラリを使っています。(AIは未搭載)
しかしマテリアルUIは初版は放棄しましたし、AI,音声系、まだまだできることが色々あります。googleのアプリなどを見ているとionicのuiは古いなーとも思っています。
一応形にした結果、ionicやスマホアプリの世の中の情勢について複雑な心境です。
ionicは優秀なライブラリです。ハイブリッドでは間違いなく一番でしょう。
しかしangularのバージョンupに合わせて、ionicはv2を超えv3,v4とバージョンレスへと移行してします。なんとなくV1が一番理解が容易ですが、やはり日本語の情報がないだけ日本には利用者の母数が極端に少ないのでしょうか。
日本人はハイブリッドは欲張りなことを嫌いがちなのでしょうか?英語のせいでしょうか?
とりあえずこの「PDCAアプリを作る」ドキュメントは一旦終結しようと思います。
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PDCAとは以下の略語です。
P : plan 計画
D : do 実行
C : check 検証
A : action 再実行
世の中は常に変化しています。人生もビジネスも一回性です。
常に新しいものを吸収してゆくエンジニアの仕事は定常的なサイクルで行うものではない、という考えの方が違和感がないと思います。
一方、世の中には「もっといいクルマ作ろうよ」のTOYOTAの「改善」に代表されるように、一定の役割の中で仕事のやり方を変えてよい方法を実行して行こう、という考え方も多くあります。PDCAの定義や使い方は人それぞれ意見が分かれるところですが、言葉は知っていてもうまく利用しずらいフレームワークかも知れません。
しかし私自身もそうですが、日常的に「またやってしまった」のような同じ悩み、同じ考え方を繰り返して困っている人も多いと思います。どれだけイメージしてもどのように受け止められるかはわかりません。ただあまりそういうアプリが見当たらないが為に、「とりあえず気軽にPDCAを回せるアプリを作ってしまおう」、ということです。
PDCAのフロー
今回PDCAアプリを作るにあたり、次のようなアプリと定義して進めて行きます。
(行き詰ったら変更します)
[考え方]
1.target : 目的、目標を設定する。
いついつまでにこういう状態にする。
2.plan : targetを実現するための実施計画を立てる。
期限付きのtodoリストのようなものか。
3.do : doボタンでサイクル実行。planに沿って実行する
4.check : planの終了日が来たら、振り返りを施すアラートを出す。結果と改善点を記入する。
5.action : 結果や改善点を取り入れた、新しいプランにプランを修正する。pdcaの2サイクル目を実行する。
上記、2〜5が繰り返す。PDCAサイクルをサポートする。
PDCAの画面と機能
1.target
ターゲット一覧(実行中、終了)
ターゲット作成、修正
メール送信
2.plan
プラン一覧(実行中、終了) → プラン詳細,プラン作成、修正
メール送信
3.action
今日実施すべきプラン(todoリストのようなもの)
メール送信
4.スライドメニュー項目
target -> target一覧
plan -> plan一覧
action -> 今日の実施項目
アプリについて -> 使い方,バージョン,サポート情報
とりあえず、この程度の画面と機能を持ったアプリでプロトタイプを作ってみよう。(結局、コーディングしてプロトタイプを見せないと文書でイメージは伝わらないと思いますが)
PDCAのデータ構造
一見、P,D,C,Aそれぞれテーブルを持つのかと思っていましたが、
データ構造を具体的に考えたところ、targetと従属するplanの2テーブルで実現できそうでした。planテーブルにサイクル回数を持たせることでcheckの機能を内包します。
(面倒なのでER図は書きません)
1.target
id : targetid
タイトル : title
内容 : targettext
開始日 : startday
終了日 : endday
予備1 : reserve1
予備2 : reserve2
タイムスタンプ : timestamp
2.plan
id : planid
ターゲットid : targetid
タイトル : title
内容 : plantext
開始日 : startday
終了日 : endday
カテゴリ(仕事、個人、家庭、、) : category
●check時に2サイクル目にあたる新しいplanレコードを作り、改善点などを入力する。
元のplanidと内容を引き継ぎ、idsycleを増やして区別する。
サイクル数 : sycleid
結果 : checktext1
良かった点 : checktext2
課題、改善点 : checktext3
予備1 : reserve1
予備2 : reserve2
タイムスタンプ : timestamp
テーブルの内容はとりあえず、こんなところで良いだろうか。?
アジャイルなのでプロトタイプを作って動かすまでわかりません。
以上、②PDCAアプリの定義とデータ構造 でした。次は実装です。