0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

kiotone、フォームブリッジ、メールワイズを試用してみた

Posted at

試用背景

あるCS業務で以下運用だったので脱スプシを行い、kintone移行できないか思案したのが、きっかけ。

・電話、WEBフォーム、メールでの問い合わせ内容をスプレッドシートに集約している運用。
・メールに関しては1台のPCにメーラーをインストールしている。
・受信メールはWEBフォームにもデータを入力している。

月額1万円(kintone + メールワイズ 5アカウント)でシステムを構築できる点が良いと思う。

事前準備

cybozu developer networkで開発者ライセンスを取得した。

動作や見た目のカスタマイズ:
kintone JavaScript API の「はじめの一歩」を踏み出そう
http://bit.ly/kintone_JS_API

外部連携:
kintone REST API を Postman で実行してみよう
http://bit.ly/kintone_REST_API

kintone API ドキュメント トップ
http://bit.ly/kintone_API_docs

トヨクモフォームブリッジの無料お試しに申し込んだ。

kintone フォームブリッジ連携

以下手順で「問い合わせフォーム作成&問い合わせ管理アプリ」は簡単に作成可能。

kintone側作業
①とりあえずkintoneアプリストアで問い合わせアプリを選択し作成。
③APIトークンを生成する。アプリを更新する。
⑥ ⑤で入力した内容が登録された事を確認した。

フォームブリッジ側作業
②インポートして作成を選択。①で生成されたkintoneアプリのURLを入力。
④ ③で生成したAPIトークンを入力。
⑤プレビューで動作確認。フォームを入力し回答する。

エラー通知メールも設定できる。

kintone メールワイズ連携(送信)

メールテンプレートアプリと問い合わせ管理アプリを作り、メールワイズと連携させる流れ。
メール履歴が問い合わせ管理アプリに内包でき便利。
https://jp.cybozu.help/k/ja/admin/add_plugin/mailwise_plugin.html
https://jp.cybozu.help/k/ja/user/app_settings/plugin.html

kintoneを使った社外向けのFAQアプリについて

kViewerを使えば対応可能。iframeにも対応。ただ月額費用が高い。

https://kv.kintoneapp.com/price.html
https://guide.kintoneapp.com/kviewer/view_iframe/
https://create-new-air.com/blog/it-tool/3569/#kintonekViewerFAQ

kintoneデータ連携メモ

手動操作の場合には、1回の最大処理レコードが10万件。
https://jp.cybozu.help/k/ja/id/04044.html#limitation_limit_2160

自動化の場合には、APIを活用した個別処理またはcli-kintoneの活用により処理が可能。

処理時間に関しては、項目数などに起因する。
全国の郵便番号情報を手元で処理したところ、10万件の読み込みに2分程度要した。
https://www.post.japanpost.jp/zipcode/dl/readme.html

cli-kintoneを使って差分更新する事は可能。
https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/202957070
上記URLの「既存のデータを更新する」箇所を参照。

kintoneは1日に実行できるAPIリクエスト数に上限(10,000回)を設けている。
一度に登録、更新、および削除できるレコード数は100件までの仕様となっている。

https://jp.cybozu.help/k/ja/id/04044.html#limitation_limit_3040
https://jp.cybozu.help/k/ja/id/04044.html#limitation_limit_3050

他システムとの連携頻度や上限値を考慮した工夫が必要となる。

アクションを使ったアプリ間の移動

アクションでフィールドの関連付けを行っても
移動先アプリでルックアップがある場合は取得する必要がある。不便だが標準仕様のようだ。

アクションで新規レコードを追加するときに、ルックアップフィールドに値がコピーされていると、
保存前に一度「取得」ボタンを押さないと「[取得]を押し、参照先からデータを取得してください。」のエラーメッセージが表示される。
https://caryncolabo.com/kintone_plugin/benry/

一覧編集画面で表示されるフィールドの並び順

変更できない仕様との事。
https://developer.cybozu.io/hc/ja/community/posts/251210443-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%AE%E4%B8%A6%E3%81%B3%E9%A0%86%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%84

新規に一覧画面をカスタマイズして作る感じになる。
https://help.cybozu.cn/k/ja/user/app_settings/view/set_view.html

1つのkintone環境に対して、同時にREST API を接続できるのは100リクエストまで

フォームブリッジのアクセス制限

1つの環境で運用しているフォーム全体に対して「分間100アクセス」の制限がある。
ここでの"アクセス"とは「回答の送信」と 「ファイルの添付」が行われた場合を指す。
https://kintoneapp.zendesk.com/hc/ja/articles/900001201223-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%B8%E5%A4%A7%E9%87%8F%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%81%8C%E8%A6%8B%E8%BE%BC%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-

フォームブリッジにて郵便番号から住所自動入力を行なう場合

JavaScript / CSSでのカスタマイズが必要となる。

https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/postal_code/
https://fb.kintoneapp.com/price.html

上記機能を使いたい場合、契約の際はプレミアムコースを選択する事になる。

フォームブリッジにて自動返信メールを使いたい場合

スタンダードコース以上の契約が必要。

差出人アドレスはデフォルトではnoreply@form.kintoneapp.comなので、
任意の送信元からメールを送信したい場合は、kMailer自動返信メールを契約する事になる。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?