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RXマイコンでFreeRTOS入門 ~マルチタスクLチカ編~

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はじめに

RXマイコンでFreeRTOSの勉強を初めたので、
まずは簡単なLチカをやってみようと思います。

開発環境:e2studio
使用ボード:TARGET BOARD for RX23W module

手順

プロジェクト作成

  1. プロジェクトを新規作成します
    スクリーンショット 2023-05-09 152542.png
  2. プロジェクトを選択します(GCCを使用する人はそっちを選択してください)
    スクリーンショット 2023-05-09 152619.png
  3. プロジェクト名はLchikaとして次へ
    スクリーンショット 2023-05-09 152648.png
  4. RTOSにFreeRTOS(kernel only)を選択、使用ボードなどを設定します
    スクリーンショット 20スクリーンショット 2023-05-09 153027.png 23-05-09 152740.png
  5. プロジェクト設定を終了します
    スクリーンショット 2023-05-09 152801.png

スマートコンフィグレータの設定

  1. 次にスマートコンフィグレータを開き、コンポーネントのタブを開きます。
    スクリーンショット 2023-05-09 152854.png

  2. ポートのコンポーネントを選択します
    スクリーンショット 2023-05-09 152940.png

  3. LEDのポートを設定します(今回のボードはLED0がB0、LED1がC0)
    スクリーンショット 2023-05-09 1530.png

  4. LEDのポートを出力ポートに設定します(B0、C0)
    スクリーンショット 2023-05-09 153116.png

  5. 次にFreeRTOS_Kernelの設定を開き、TOTAL_HEAP_SIZEを20に設定します(20kB)
    スクリーンショット 2023-05-09 153236.png

  6. FreeRTOS_Object設定のTasksタブからtask1, task2を作成します
    スクリーンショット 2023-05-09 153311.png

  7. 以上の設定が終わったら「コードの生成」を押して自動生成します

タスクの中身を作成

  1. frtos_skeletonフォルダの中にtask1.cというファイルが生成されているので、画像のコードを書きます。
    300ms周期で点滅するようにしています
    スクリーンショット 2023-05-09 153457.png

  2. task2.cも同様にします。こっちは500ms周期で点滅させます。
    スクリーンショット58.png

  3. main_task関数にあらかじめ書いてあるwhileループを削除します
    スクリーンショット 2023-05-09 153604.png

ビルド&デバッグ

以上のコードをビルド、デバッグ実行することでLED0が300ms周期、LED1が500ms周期で点滅します
ダウンロード.gif

まとめ

スマートコンフィグレータをポチポチするだけでほとんど設定できて簡単にRTOSでLチカができましたね。
お疲れさまでした。

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