##はじめに
ウイングアーク1st社のBIツール「MotionBoard」のボタンアクション機能をご紹介します。
MotionBoardは、ボード内にアイテム(折れ線グラフなどのチャートや集計表、明細表、ボタン、テキストなど)を配置出来ます。
##ボタンアクションとは?
配置したボタンアイテムを押すことによって、集計した条件を変更したりレポートを出力したりと様々な変化をつけることができます。
これをうまく使うことで、社内のユーザーはただ単にボードを眺めるだけでなく、様々な角度からデータを確認することが出来るようになります。
##ボタンアクションの種類は?
とにかくたくさんのアクションがあり、自作のプログラムなども仕込むことが出来ます。
大きく分類すると以下になります。
- ボードの操作
- ボードをスクロールしたり、違うボードに移動したり、配信タスクを実行するなどのアクションをボタンに仕込むことが出来ます。
- アイテムの操作
- チャートなどのアイテムを拡大したり、非表示にしたり、集計項目を変更したりなどをボタンに仕込むことが出来ます。
うまく使うことでボードに動きのある表現を出すことが出来ます。 - 検索
- 検索実行やリセットボタンなどをボタンに仕込むことが出来ます。
- レポートの出力
- PowerPoint、Excelなどの形式でレポート出力するなどをボタンに仕込むことが出来ます。(帳票出力オプションが必要)
- その他
- その他にも、自作のプログラムを起動したりデータベース入力を実行したりと多種多彩なアクションを仕込むことが出来ます。
####ボード定義切り替え
ボタンを押すと別のボードに移動することができます。
####レイアウトページ移動
ボタンを押すと同じボードの別ページに移動することができます。
####ボードスクロール(フリーレイアウトモードのみ)
準備中
####PDF出力
ボタンを押すと、見たまんまの内容でPDF出力できます。
きちんとレイアウトを整えるには、帳票出力オプションを購入してレポート出力する必要があります。
####アイテム前面背面変更
ボタンを押すと、背面にあるアイテムを前面に表示することができます。
画像の例では、集計表の背面にアイテムを設置しています。
####ボードアクション(検索条件エクスポート)
以下のような形式で検索条件をエクスポート(ダウンロード)出来ます。
<--##-->
**D1**サンプルデータソース
1 地域 中部\\\関西
1 年 2009
####ボードアクション(検索条件インポート)
上記で出力したファイルの一部条件を変更したものをインポート出来ます。
動作のイメージはこちら
例えば、
<--##-->
**D1**サンプルデータソース
1 地域 中部
1 年 2008
####ボードアクション(スタートナビ表示)
各ボードに移動する「スタートナビ」を表示出来ます。
####ボードアクション(タイトルモード切替)
各アイテムや各チャートの名称、キャッシュ状態を表示出来ます。
####ボードアクション(操作状態保存)
ユーザーが、データの検索条件などを変更した後、次に表示する際は初期表示になります。
その操作状態を保存しておきたい場合に、保存しておくことが出来ます。
※ボードの設定で、操作状態の保存の操作が有効になっている必要があります
動作のイメージはこちら
例えば、「関西」と「中部」のデータがあり、検索条件より「中部」のみのデータに絞りました。
その後に、別のボードに移り、再度ボードを開いた際に、通常ならば初期化されてしまいます。
操作状態を保存しておくことにより、続きから作業を開始することができます。
####ボードアクション(操作状態選択)
複数の操作状態が保存されていた場合、プルダウンメニューからどの操作状態にするか選択できます。
####ボードアクション(操作状態管理)
準備中
####ボードアクション(操作状態クリア)
準備中
####ボードアクション(メモ追加)
準備中
####ボードアクション(コメント表示切り替え)
準備中
####ボードアクション(ログアウト)
準備中
####ボードアクション(ナビゲーター)
準備中
####ストーリー
準備中
####タスク実行(配信)
準備中
####タスク実行(事前集計)
準備中
####タスク実行(レポート配信)
準備中
####タスク実行(スナップショット作成)
準備中
####タスク実行(インメモリOLAP)
準備中
####タスク実行(モデル)
準備中
##さいごに
ボードの操作に分類されるボタンアクションだけでも、これだけのものがありました。
「アイテムの操作」や「検索」など他のアクションも別記事で書きたいと思います。(いつになるかわかりませんが。。)