まずはこちらをご覧ください
9/11 - 10/9 までの一か月にMicrosoftの開発者基礎資格の8つを取得しました。
なので、行ったことを振り返ります。
Microsoftの資格体系
画像はMicrosoft Certifiedより引用
Microsoft開発者資格
- Azure,Microsoft365,Dynamics365,PowerPlatformといった製品群
- 初級、中級、上級といった難易度
の二軸で表現されます。そのうち基礎に当たる以下資格を取得しました。
- Microsoft Certified: Azure Fundamentals
- Microsoft Certified: Azure Data Fundamentals
- Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals
- Microsoft 365 Certified: Fundamentals
- Microsoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentals
- Microsoft Certified: Power Platform Fundamentals
- Microsoft Certified: Dynamics 365 Fundamentals (CRM)
- Microsoft Certified: Dynamics 365 Fundamentals (ERP)
勉強法
1.Microsoft Leranを学ぶ(<-一番重要!学習の9割がこれの読み込み・理解です)
2.過去問を学習する(<-仕上げと問題慣れ。ただし英語です。)
3.(もし存在すれば)On Demand動画をみること。(<-クオリティが非常に高いです)
1.Microsoft Learnとは
試験ページに付随する公式ラーニングドキュメントです。テスト問題はすべてこちらの内容に準拠して作成されているので、これを読み込むことが基本的な学習作業になります。
↓Microsoft Learn:MS900
2.過去問とは
EXAMTOPICが提供する想定過去問題集です。実際にこちらの問題がそのまま出題されることも多いので、非常に実用的です。とはいえ過去問を最初に解いたとして、正確に概念を理解することが肝要なので、最初はMicrosoft Learnで学習されることをお勧めします。
↓EXAMTOPIC:MS900
3.On Demand動画とは
マイクロソフト公式サイトにあるオンデマンドビデオです。動画の提供があるテストでは、それを2-3度確認してテストに臨むと合格水準に達するほどクオリティが高いです。公式資料ですので、積極的に活用しましょう。
↓On Demand動画:AI900
平均学習時間
1テストにつき、平均10時間程度です。
- ただしテストごとに難易度の違いがあるので注意することです。
- 例えば、AI Fundamentalは5時間でも合格点は取得可能ですが、Azure Fundamenatalは15-20時間程度が必要です(体感でのテストスコープと学習難易度の差)。
- ERP,CSMも個人的には高難易度でしたがSAP,Salesforce,ServiceNowなど似た経験があれば短縮は可能です。
大切なこと
- Microsoft Learnは出来が良い教材なのでInputは基本はこれだけでOK
- 基本的にはテストスコープでの概念の理解が問われます。
- 過去問は英語なので画面翻訳ツールを使うとはかどります(Edgeの自動翻訳など)
- 過去問の正答は間違っている場合が’あるので、Discussionページは必ず見ることです。
- 一つのテストが終わると内容は忘れましょう。必要な記憶領域は都度確保するべきです。
意外なよかったこと
- テスト受験慣れをしていくので、必要な勉強時間は経験的に少なくなります。
- テストセンターのお姉さんに顔を覚えられて「すごいですね!」と言われテンション上がります。
- LinkedInの資格項が寂しくなくなります。
- クラウド・データ・AI・セキュリティといった重要概念をMicrosoft社はこのように考えており、ソリューションとして提供している、という定点観測ができるようになります。
これを読んだ方々が、よき資格ライフを送られることを祈っております。
ついでに...技術ブログ(メインはServiceNow)をやっておりますので、よければそちらもアクセスくださいませ。