HAMの概要
Hardware Asset Management…つまりハードウェア資産をServiceNowで理想的に管理することを目的として、その「理想的な管理」というものをServiceNowはどのようにとらえ、どのように実現するかを体系だったベストプラクティスとして提供
■用語(ざっくり定義)
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ハードウェア:PC、サーバなど会社が事業に供するための具体的な設備
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ソフトウェア:PC、サーバ上で動くOSやアプリケーションなど仮想的なもの
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IT資産:PC、サーバ、ソフトウェア権利など企業活動に必要な資産。ハードウェア・ソフトウェアを企業活動における財務的な価値を計測するために構成する。資産税やソフトウェア契約や調達費など、ライフサイクル全体での金額面が主な管理項目である。
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構成アイテム(CI):ハードウェア・ソフトウェアを企業活動における運用的な側面を計上するために構成する。DBやSQLサーバー、スイッチ、ルーターなど。お金として計算する価値が高いものは資産、そうでないものは構成アイテム(ざっくり区分)。
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構成管理データベース(CMDB):CIを集積してデータベース化したもの。企業が保有する資産・設備を含めてすべてモレなく一元管理したい、みたいなニーズは高い。
■HAMの目的とメリット
HAM導入の目的:
企業の活動における設備を一元管理するデータベースを作成するとともに、それらの調達から利用、廃棄まで含めたライフサイクルに着目して、財務的にサポートして、効率的な管理体制を実現していくこと。データベースを作成するだけでなくて、金額面での最適や自動化まで含めたベスプラですよ、みたいなウリ