ServiceNow-Choiceの値をUI Policyで出しわけたい時

ServiceNow開発における実装上の課題と解決法を書いておきます。

• 課題は、実装上で実際にぶち当たった方法論です。
• 問題は、OOTB(Out of the box)環境において再現可能であることを前提にします。

それでは行ってみましょう。

#課題
Choice listの値を、他のFieldの値に応じて動的に出しわけたい
##課題
incidentテーブルのCategoryフィールドの値を変更すると、SubCategoryフィールドに出る選択肢が動的に変化すること

画像

1.スクリプトで実装する場合

• g_form.addOption()
• g_form.removeOption()

をUI Policyで活用する。
条件付け

スクリプト

function onCondition() {
        //要らないものを削除
	g_form.removeOption('subcategory','operation_system');
	g_form.removeOption('subcategory','cpu');
        //いるものを追加
        g_form.addOption('subcategory','email');
}

終始、このノリで書ける。

2.OOTBで行う場合

subcategoryフィールドのdictioaryを開いて、そこにあるdependentタブにdependentフィールドが指定できるので、categoryを指定。
そして、下の関連リストにsubcategoryの全量を指定。
関連リストの一番右にdependencyカラムが存在するので、そこでCategoryの対応するvalueを指定すること。

こちらのほうがOOTBベースの実装である。