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インスタンス間の更新セット移動を不要にする移行簡易化(半CICD)

Last updated at Posted at 2025-05-06

課題

ServiceNowでの長くてエラーが発生しやすい更新セットのデプロイにうんざりしていませんか?
私はもっと良い方法があるはずだと感じました。

私の顧客プロジェクトの一つでは、隔週のデプロイにはカタログの価格・文言修正などの軽微なものから仕様追加など重大な更新セットが多数含まれ、手動でプレビューされ、複数のシフト間でコミットされますが、これは時間がかかり、リスクの高い作業です。更新セットの欠落やシーケンスの問題など、問題が発生しやすくなります。

Yokohamaのリリースで、ServiceNowは更新セットの自動化を導入しましたが、これは非常に良い機能でした。素晴らしい記事インスタンス間の更新セットの移動を設定および自動化する方法
更新セットの自動化からプロセスの自動化について記載しました。

手順

  1. 更新セットの用意
    2つの更新セットを用意します。Test2、Test3
    image.png

  2. 移行先と移行元の環境を用意
    右から左のインスタンスに移行作業を実施します。
    image.png

  3. 右:データソースとして1のExcelを添付し、Load All Dataを押下します。
    image.png
    コチラの内部的な活動はCICD的な以下の挙動を実施しています。

  • インスタンス ID を使用して更新セットを取得する(フローアクションとサブフロー)
  • 更新セットソース ID を使用して更新セットを取得する(フローアクションとサブフロー)
  • 複数の更新セットの取得と自動プレビュー(サブフロー)
  1. 内部処理(ImportとTransform)
    image.png

image.png

  1. 自動デプロイ用のカスタムテーブルに記録
    image.png

  2. ステータスはターゲットインスタンスにも自動的に反映
    後はエラー確認して移行完了か確認して移行
    image.png

image.png

まとめ

新しいデプロイ方法 (アプリ リポジトリや CI/CD など) が利用可能ですが、多くの組織は依然として更新セットに大きく依存しており、この自動化はゲームチェンジャーになる可能性がありますね。Update SetsはExcel管理できるし、手作業の手順も減るというメリットもあります。

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