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Red Hat Enterprise Linux 7.7 を Virtual Box にインストールする手順

Last updated at Posted at 2019-10-05

前提条件

  • VirtualBox6.0をインストール済み
  • rhel-server-7.7-x86_64-dvd.iso をダウンロード済み
  • ホストOS:Windows7(固定IPアドレス:192.169.0.2/24)
  • ゲストOS:RedHatEnterpriseLinix7.7(固定IPアドレス:192.168.0.6/24)

インストール手順

1. VirtualBoxを起動

VirtualBoxの起動のショートカットをダブルクリックし、VirtualBoxを起動する。

RHEL01.png

2. 仮想マシンの新規作成

Oracle VM VirtualBox マネージャーで「新規」をクリックする。
RHEL02.png

3. 仮想マシンの作成

以下を入力し、「作成」ボタンをクリックする。

項目 設定内容
名前 LHEL7.7
マシンフォルダー C:\DK\VirtualBox
タイプ Linux
バージョン Red-Hat (64bit)
メモリサイズ 1024MB
ハードディスク 仮想ハードディスクを作成する
RHEL03.png

4. 仮想ハードディスクの作成

以下を入力し、「作成」ボタンをクリックする。

項目 設定内容
ファイルの場所 C:/DK/VirtualBox/RHEL7.7/RHEL7.vdi
ファイルサイズ 16GB
ハードディスクのファイルタイプ VDI (VirtualBox Disk Image)
物理ファイルにあるファイルディスクのストレージ 固定サイズ

RHEL04.png

※「ガイド付きモード」ボタンを押すと、各項目の設定の意味が書いてあり、それに従い設定できます。

仮想マシンを作成が開始される。
(そこそこ時間がかかります。)
RHEL05.png

5. 仮想マシン作成完了

「RHEL7.7」が追加されます。
RHEL06.png

6. 仮想マシンの設定

「RHEL7.7」が選択されている状態で、「設定」ボタンをクリックする。
RHEL07.png

7. 仮想マシン(ネットワーク)の設定

「ネットワーク」を選択する。
RHEL08.png

アダプターに「ブリッジアダプター」を選択する。
RHEL09.png

8. 仮想マシン(ストレージ)の設定

「ストレージ」を選択し、「コントローラー:IDE」の「光学ドライブ追加」のアイコンをクリックする。
RHEL10.png

「ディスクを選択」ボタンをクリックする。
RHEL11.png

メディアで「追加」ボタンをクリックする。
RHEL12.png

ダウンロードしているrhel-server-7.7-x86_64-dvd.isoを選択する。
RHEL13.png

rhel-server-7.7-x86_64-dvd.isoが追加されていることを確認し、「選択」をクリックする。
RHEL14.png

コントローラー:IDEにrhel-server-7.7-x86_64-dvd.isoが追加されていることを確認し、「OK」をクリックする。
RHEL15.png
RHEL16.png

※コントローラー:IDEにrhel-server-7.7-x86_64-dvd.isoを追加することにより、起動時にインストールメディアとしてrhel-server-7.7-x86_64-dvd.isoが起動される。

9. 作成した仮想マシンを起動

「RHEL7.7」が選択されている状態で、「起動」ボタンを押下する。
(起動時にインストールメディアとしてrhel-server-7.7-x86_64-dvd.isoが起動される。)
RHEL17.png

10. メニュー選択

「Install Red Hat Enterprise Linux 7.7」を選択し、「Enter」キーを押下する。
RHEL18.png

11. インストール時に使用する言語を選択

インストール時に使用する言語として「日本語」を選択し「続行」ボタンをクリックする。
RHEL19.png
RHEL20.png

12. 日付と時刻の設定

「日付と時刻」をクリックする。
RHEL21.png

NTPサーバに以下(日本のNTPサーバ)を設定する。

  • ntp1.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp2.jst.mfeed.ad.jp
  • ntp3.jst.mfeed.ad.jp

RHEL22.png
RHEL23.png
RHEL24.png

「完了」ボタンをクリックする。
RHEL25.png

13. キーボードの設定

「キーボード」をクリックする。
RHEL26.png

「完了」ボタンをクリックする。
RHEL27.png

14. 言語サポートの設定

「言語サポート」をクリックする。
RHEL28.png

「日本語」を選択し「完了」ボタンをクリックする。
RHEL30.png

15. インストールソースの設定

「インストールソース」をクリックする。
RHEL31.png

「自動検出されたインストールメディア」がチェックされていることを確認し「完了」ボタンをクリックする。
RHEL32.png

16. ソフトウェアの選択の設定

「ソフトウェアの選択」をクリックする。
RHEL33.png

「ベース環境」、「選択した環境のアドオン」を選択し完了」ボタンをクリックする。
(ここではベース環境に「最小構成のインストール」を選択、アドオン無し。)
RHEL34.png

17. インストール先の設定

「インストール先」をクリックする。
RHEL35.png

インストール先の内容を確認し「完了」ボタンをクリックする。
RHEL36.png

18. KDUMPの設定

「KDUMP」をクリックする。
RHEL37.png

「kdump を有効にする」のチェックを外し「完了」ボタンをクリックする。
(今回はお試し用なのでkdumpを不要とした。)
RHEL38.png

19. ネットワークとホスト名の設定

「ネットワークとホスト名」をクリックする。
RHEL39.png

イーサーネットを「ON」にする。
RHEL40.png

「設定」ボタンをクリックする。
RHEL41.png

「IPv4のセッティング」タブをクリックする。
RHEL42.png

方式に「手動」を選択しアドレスの「追加」ボタンをクリックする。
RHEL43.png

以下を設定し「保存」ボタンをクリックする。

アドレス ネットマスク ゲートウェイ DNSサーバ
192.168.0.6 255.255.255.0 192.168.0.1 8.8.8.8
8.8.4.4
RHEL44.png

「ホスト名」を設定し(ここでは「RHEL-DEMO」を設定)、「適用」ボタンをクリックする。
RHEL45.png

「完了」ボタンをクリックする。
RHEL46.png

20. セキュリティーポリシーの設定

「セキュリティーポリシー」をクリックする。
RHEL47.png

テスト用のためここでは「セキュリティーポリシーの適用」を「オフ」として、「完了」ボタンをクリックする。
RHEL48.png

21. インストールの開始

「インストールの開始」ボタンをクリックする。
RHEL49.png

22. root パスワードの設定

「root パスワード」をクリックする。
RHEL50.png

root のパスワードを入力し「完了」ボタンをクリックする。
RHEL51.png

※ユーザーの作成はインストール後に実施しようと考え、ここでは設定しなかった。

23. インストール完了後再起動

インストール完了後、「再起動」ボタンをクリックする。
RHEL52.png

24. root でログインして確認

再起動後、root でログインする。
RHEL53.png

無事ログインでき完了!

以上

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