2017/06/03に作成した資料をアップします。
Linux(CentOS7)にJavaをインストールする簡単な方法として、yumコマンドやrpmコマンドでインストールする方法があるが、ここでは手動でインストールする方法を紹介する。
1. CentOS7にログインし、rootユーザーにスイッチする。
$ su -
#
2. Oracleのウェブページから「jdk-8u131-linux-x64.tar.gz」をダウンロードする。
# curl -OL --header "Cookie: oraclelicense=accept-securebackup-cookie" "http://download.oracle.com/otn-pub/java/jdk/8u131-b11/d54c1d3a095b4ff2b6607d096fa80163/jdk-8u131-linux-x64.tar.gz"
(リンク先のURLは変わっているかも?)
(コマンドではなく、ブラウザからダウンロードしても良い。)
3. 「jdk-8u131-linux-x64.tar.gz」を解凍する。
# tar xvzf ./jdk-8u131-linux-x64.tar.gz
(「jdk1.8.0_131」が作成される。)
4. 「jdk1.8.0_131」を/opt」配下にコピー(移動)
# mv ./jdk1.8.0_131 /opt
5. jdkの今後のバージョンアップによるパス変更を吸収するため、シンボリックリンクを作成する。
# ln -s /opt/jdk1.8.0_131 /opt/java
6. rootユーザーを抜け、ログインしたユーザーに戻る。
# exit
$
7. Java環境ファイルを「.java.env」を作成する。
.java.env
export JAVA_HOME=/opt/java
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
export CLASSPATH=.
8. 作成したjava環境ファイルを読み込む。
$ source .java.env
9. Javaコマンドでインストールされたjdkのバージョンを確認する。
$ java –version
(以下が表示される。)
java version "1.8.0_131"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_131-b11)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.131-b11, mixed mode)
10. ログイン時に環境変数が設定されるようにユーザーのホームディレクトリの「.bash_profile」に、以下を追加しておく。
.bash_profile
・・・・・・・・
source .java.env ←この行を追加
【環境変数について】
今回は「.java.env」を作成し、sourceコマンドで環境を設定したが、「/etc/profile.d」ディレクトリ配下に、以下のファイルを配置するとログイン時に環境変数が設定される。
./etc/profile.d/java.sh
#!/bin/sh
export JAVA_HOME=/opt/java
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
export CLASSPATH=.
以上