(無駄が多いので、お忙しい方は最後のまとめをご覧ください!)
ガスト ノッチ!!!!!!!! 千田です!!!!
みなさん、HochonoHouse聴きました?
いいですよー。HochonoHouse。
細野さんの新旧が混ざり合った感じといいますか、
もう、グッときちゃいます。電車でニヤニヤしながら聴いちゃいました。
なんだか、そこはかとなくテクノ。そして、なんだか今っぽい音作りをされていたり。
ほんとねぇ、、、いい。ほちょのさん いいですよ。
ジャケットもそこはかとなくS・F・Xだし。
AppleMusicで聴けるので、ぜひ!!!!!聴くのだぁーーー。
さて本題です。
##StandAloneで頑張るために その4
今回はNotchといいますか、キャプチャボードの話が中心です。
現場でキャプチャボードを使用すると、どうしてもついてくるのが、、、
遅延
そう。遅れるーってやつです。
10年近く遅延と戦ってますが、、、どうやって付き合っていくか。
今日はその辺の話です。
まず、キャプチャボードでどれくらい遅延するのか????
これを調査していきましょう。
遅延計測に当たり、まずは条件を決めます。
・HD-SDIは、最近30Pでもらうことが多いので(場合によってはもちろん59.94iもありますし、24Pなんてこともありますが、、)、30Pを前提とした計測です。
・計測方法は毎フレームカウントアップしていく数字が表示される30FPSの映像を作り、
Notchに取り込みます。
その映像を再生し、画面をHD-SDI回線で撮影したカメラの映像をNotchで表示し、
二つの画像に表示された数字から、計測します。
・なるべくモニタ自体の遅延を省きたいので、ゲーミング仕様の高周波数対応モニタを使用して計測。
この条件から、前々回、または前回紹介したキャプチャーボードや機材の遅延を計りました。
結果は
・Magewell USB Capture SDI USB 3.0 HD Video Capture Dongle 4フレーム
・Datapath VisionLC SDI 3フレーム
・BirdDog Studio NDI 4フレーム
あれ、、、意外とNDI 早いじゃん!!!!
これなら、行けそうかも!!!
さて、そもそも、映像が「遅れる」とは、何に対して遅れるのか?
一般的にはカメラで撮影したものに対しての遅れとなりますが、
広い場所の場合、
聴こえる「音」に対して遅れることを指す場合が多いのではないでしょうか?
(Notchを通らない映像回線に対しても遅れてますので、それを指して遅れているという場合もあります。)
それでは先ほどの結果を秒に直してみましょう。(すべて30FPS換算)
・Magewell USB Capture SDI USB 3.0 HD Video Capture Dongle 0.132秒
・Datapath VisionLC SDI 0.1秒
・BirdDog Studio NDI 0.132秒
1フレーム遅いくらいだと、そんなに気にならないから、、、、
だいたい大丈夫じゃん!!!やったーーーーー!!!!!!
と、ならないのが現場の世界です。
自分のことだけでは何とも収まりません。。。。
カメラから撮影されてスイッチャを通ってくるのであれば1フレーム程度遅れてるかも。
Notchのアウトを他の方へ回線渡すので、SDI変換するなら1から3フレーム。(機材によって変動)
それを配置するプロセッサーで1フレーム、
LEDのプロセッサーで1フレーム程度あるかも。。。。。
などなどなどなど、、、、かかるんです。結構。。。
そうすると、、、、、、
「千田さんのところ通ると、遅れますよね。」という話になります。
大体なります。はい。なります。
だってさぁ、キャプチャして加工して、Vsync待って表示だからさー。フレームバッファするでしょー。
優秀なボード使っても3フレームは切れないよ、、、、
じゃあ思い切ってVsync切るか???なんてね。
ぐれたりします。
なので、自分でシステム組めるのであれば、最短距離を狙います。
僕が全部やるときはそうしてます。
今回はNotchの話 あんまり関係ありませんでしたね。。。。
でも、これはメディアサーバでも一緒だもんね!!!!
はい。
それではまとめです。
##本日のまとめ
Notchに映像をキャプチャすると、映像は遅れます。
キャプチャして表示まで
・Magewell USB Capture SDI USB 3.0 HD Video Capture Dongle 0.132秒
・Datapath VisionLC SDI 0.1秒
・BirdDog Studio NDI 0.132秒
現場では自分のとこ以外にも機材があるので、単純にNotchを通った回線が上記分加算して遅延する。
これはどうしようもないので、映像の渡し方でなるべく遅延を軽減する。
以上!!!がんばるのだ!!