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[Notch] StandAloneで頑張るために その3

Last updated at Posted at 2019-03-05

(無駄が多いので、お忙しい方は最後のまとめをご覧ください!)

ガスト ノッチ!!!!!!!! はい、千田です。

そういえば、先日 3月3日でした。
何気なくyouTubeをみてたら、なんと303Day!!!!!と書いてるじゃないですか!!!!
そうなの?知らなかったよー。

3月3日はTB-303の日なのだそうです。

そう、ACIIIDDDDD!!!!!!!!な日なのだそうです!
僕はHARDFLOORで楽しみましたよ!!!テクノ!!!!!!

はい。勝手にひと盛り上がりしましたので、始めます。

StandAloneで頑張るために その3

さて、今回の内容は、
前回、後半で「チキショーーーー」などと言いながら、割と盛り上がりを見せた、
マルチストリーム取り込み(HD-SDIの複数回線取り込み)の話です。

前回書いています通り、StandAlone Appではマルチストリーム取り込みができません。
なんと、メディアサーバーでは、その気になれば8回線も取り込めるんですって。すごいーーーー。
(じゃあ、、その半分くらいは取り込めてもいいのにね、、、)

じゃあ、どうするのよ?あきらめる?もうメディアサーバー無いと戦えない????
いや、、、方法はあるはず。。。。考えるのだ、、、、、

思いついた方法 その1
マニュアルにある通り、HD-SDIをマルチウインドウレイアウター(いわゆる分割機)などを使って、
4分割で並べて、HD-SDIで取り込む。

ん、、、送出先の画面の解像度が960x540以内だったらいい方法かもしれません。
が、、、、やはり遅延が発生します。1フレーム程度はあるでしょう。
この条件がOKな現場ならいいかも。
4Kのレイアウターとか使って4Kキャプチャーできれば、画質的にはクリアですね!

でもなぁ、、、遅延の問題が、、、(この話は次回詳しく)
となりまして、却下。ただし最終手段としてキープ。

思いついた方法 その2
じゃあさ、OpenframeworksとかTouchDesignerとか、BlackSpoutあたりの他のソフトウェア使ってキャプチャして、Spoutで送ったらいいじゃん!!!!!!
そう、思いついたときはうれしかったけど、現実問題、どうよ??となりました。

理由として、
・遅延の問題 ソフト側でバッファするだろうから、
早くても1フレーム、多ければもうちょいかかりそう。。。。(試してないけど、実際どうなんでしょう?)

・また、現場導入時に誰かにお任せする際、手順がちょっと煩雑。。。すぐ電話が来そう。。。

・トラブル発生時のシューティングがちょっと厄介かも、、、
となりまして、却下。

で、、、悩みに悩んでマニュアルを読んでいるところ、目に飛び込んできた文字。
「 NDI 」
なにーーー、そうきたか、fairlight、さすがヨーロッパ。NDIですか。

NDIとは
”NDIは、NewTek社によって開発された複数の映像システムをネットワークを介して認識・コミュニケーションができ、リアルタイムに大量の高品質、低遅延かつ高フレーム精度でエンコードし、双方向の伝送を可能とするIP利用における新しいビデオ制作ワークフロー支援プロトコルです。” D-storm Webサイトより

そういえば、この間 NDIをえらい押してたよ。。
そうか、そうなのか。
fairlightさまは、「SDIを捨てよ、NDIへ進め!!!」 そういうメッセージを込めてるんだ、きっと。
StandAlone Appを通して、僕たちを次世代規格へ導こうとしてらっしゃるのだ!!!!
やるなぁ、、、、さすがっす。

でも使ったことないしなぁ、、、すっごく不安。。。
NewTekのwebに行って勉強してみると、いろんなツールが配布されている。
そのなかで、環境チェックに良さそうなPluginを発見。VLCからNDIを出せる!
これいいじゃん!!!!!!

ということで早速実験。んーーーNDIいいのか??なんか、ちょっと、かくつくような、、、気のせいか??
いや、、、んーーーどうなんだろ。。Builder画面ではどうもかくつくような。。。

だめかぁ、、、と思いながら、一応StandAlone Appを吐き出してみたところ、

いいじゃん!!!イケてるじゃん!!!かくつかない!

ただ、ちょっと問題も。黒に近い帯域の画質がちょっと圧縮強いかも、、気のせい??
ただ、まぁ、、大丈夫じゃない??といった感じ。

さて、ここまで来て、本題のマルチストリーム取り込み。
NDIは取り込み制限ないのです!!!!!!
マニュアルには「メディアサーバ使えば?」って書いてない!!!
きっとLANが許す限り、行けるはず!!
早速複数のPCでVLC TO NDIを起動してテスト。
Notchへ送り込みます。

どうだ?????????
きましたーーーーーーーーーー。マルチ来ました。できますマルチ!!!!ひとまず2回線は行けるぜ!
やったーー!
と、表示された2画面をよくよく見ると。。。んーーーちょっとかくつくような、、、、
またそれかぁ、、、、と。
しばらくいろいろやって見ても、なんかちょっとかくつく感じがある。
だめかぁ、、、と思ったその時です。

一つのレイヤーですべてキャプチャせずに、1レイヤー1NDI取り込みにして、複数レイヤーに分けてみれば?
そして、各画面をLayerPrecompで受け取ったらどう?

という神のお告げが、、、、、

まぁ、うまくいくかわからんけど、やってみよう。。と。。。
BuilderでStandAlone App書き出ししたところ、、、、、

できました!!!かくついてないかも!!やっっったー!!

さて、ここで、詳しい方に質問です。
Notchのレイヤーって、そのレイヤーごとでスレッドが分かれてたりするんでしょうか?
もしそうならば、FPSの問題はあれど、マルチスレッド的な処理はレイヤー分けでいけるのかなぁと。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

と、ここまで来てです。さて、HD-SDIってさぁNDIに変換できるんだっけ??
と、機材を捜索。するとありました。

BirdDog Studio NDI

聞いたことない機材。、、でも、なんかいいかも。かっこいいかも。光るし。
ということで、ひとまず3台入れてみました。
結果 3回線取り込み成功!!!!!
そしてさらに、先日のMageWellのUSBキャプチャ繋いだら、トータル4回線!!!!やったーーー!

ということで、現在4回線まで取り込めることがわかりました。
でもさぁ、、、、NDIに変換してるんでしょ?
遅延、、、、すごいんじゃないの????
というところは、また次回。
マニアックにレイテンシーの話をします。
それではーー

本日のまとめ

Notch StandAloneでは、正攻法では1回線しか取り込めない。
でもNDIを使えば、もしかしてかなりの回線数取り込めるかも????

現在Birddog3台+MageWellのUSBキャプチャで 4回線まで取り込めることがわかりました。

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