先日、「さぽらぼ」にてFileMakerでマップを使ってみようというワークショップがあったので、そこで学んだことのメモ
#FileMakerでMapを使う場合
FileMakerでMapを使おうと思うと、最初に考えるのはWebビューア
ですが、GoogleMapsPlatformになったことによって、一定の無料枠を超えると有料になりました。Webビューアからリクエストしているだけなら無料なわけですが、ちょっと高度なものを作ろうと思うと登録の手間や課金の不安が生まれます。無料枠を超えることは殆どないとはいえ、他の選択肢を知っておくのは悪くないだろうと。
#GoogleMap以外の選択肢
###▼FileMakerはAppleの傘下にあるのだから、OSのMapを使えばいいじゃない
モバイルアプリであるFileMakerGoはiOSでしか利用できません。MacOS/iOSにはデフォルトで「マップ」Appが入っているので、これを使えます
###▼OpenStreetMap
オープンストリートマップというOSS(CC-BY-SA 3.0ライセンス)で展開されているマップもあります。Garminのサイクルコンピュータユーザには馴染み深いかもしれません。地図表示という意味では十分かもしれませんが、ビジネス利用という意味では信頼性に?がつくかもしれません
###▼国土地理院のデータ
ワークショップでは触れる程度でしたが、精確な地図という意味ではここにまさるものはないかもしれません。登山のときは必携ですが、利用目的によっては申請が必要となりますので、手間は掛かりそうです。
###▼YOLP
Yahoo!Japanでも地図を使えます。DevelopersNetworkへの登録が必要になりますが、Yahoo!Japanが提供する地図で表示する。というのも一つの方法かもしれません
で、実際に作ってみたサンプルについては次回公開します