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HTMLからXpathで必要な要素を切り抜く

Last updated at Posted at 2021-09-30

はじめに

色々調査をしている時に、HTMLから任意の要素を切り抜く必要があったので、やり方をメモ。

前提条件

  • Mac OSX
  • Chrome最新版

でのみ試しています。Windows, Linuxでもxmllintが入っていれば動くかと思います。

手順

XPathの取得

  • ブラウザ上で切り抜きたい要素を右クリック、「検証」を選択
  • DevToolが表示されたら、そのElementsタブ内部で、要素を選択、右クリックでCopy > Copy full XPathを選択。切り取れたXPathは
/html/body/div/main/div[6]/div/table/tbody/tr[5]/td[2]

だったとする。このXPathをどこかにメモする。

ブラウザのDevToolで動作を検証

ブラウザのコンソールから、以下のような形でXPathの動作検証ができる。

  • Chrome で対象のサイトを開く
  • デベロッパーツールからコンソールを開く
$x('/html/body/div/main/div[6]/div/table/tbody/tr/td[2]') 

のような感じに設定して、配列でtrを繰り返しパースして、td部のデータが取得できるか、などを確認する。

ページの保存

DevToolからだとオブジェクトは取れるのだが、該当の文字列が取得できない。絞り込まれたオブジェクトを指定してコピー、テキストエディタなどに貼り付けても、空のオブジェクト配列しかとれなかった。

調べたところ、Mac OSXに標準で入っているxmllintを利用して文字列が取得できることがわかったので、以下のように対象HTMLをローカルにコピーして処理することにした。

  • その要素が表示されているページで右クリック、ページのソースを表示
  • Cmd + Sで保存ダイアログを表示、ウェブページ、HTMLのみで保存。今回は、例えばtest.htmlとして保存する。

xmllintコマンドの実行

次に、コマンドプロンプトを開き、test.htmlを保存したディレクトリに移動。XPathを以下のように変更

  • 今回は、テーブルの全部trの2番目(td[2])の要素のテキストを抜き出したかったので、保存していたXpathを以下のように変更してパースする。
  • test()は、前の要素のテキストを抜き出すための関数になる。
変更したXPathを指定したxmllint
xmllint --html -xpath "/html/body/div/main/div[6]/div/table/tbody/tr/td[2]/text()" test.html

これを実行すると、テーブルの任意の部分のテキストが切り取れる。

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