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つぶやきを転送するslack-appをGASで作った(slack90日間対策)

Last updated at Posted at 2022-08-14

前提・モチベ

  • 有料WS、無料WSの2つを使い分けている(WS=ワークスペース)
  • 今まで無料WSでつぶやきチャンネルを持っていて、ブツブツつぶやいていた
  • 90日制限が近づいたので有料WSでつぶやきを初めた
  • 有料WSのつぶやきを無料WS側に転送したい

無料WS側のアプリ作成

  • [create new app]
    • App Name: yasubei_tsubuyaiter (適当なので名前は任意で付けてくだせぇ)
    • Development Slack Workspace: 無料側のワークスペース
  • アプリの管理画面から[Incoming Webhooks]を選択
    • 右上のスイッチをONにする
    • [Add New Webhook to Workspace]を押す
      • 転送先のチャンネルを選択(#yasubeiつぶやき、など)
      • Webhook URLが生成されるので、copyしておく
      • 念の為curlコマンドで動作確認する(略してすみません。curlは入れてください)

GASアプリ作成

  • GooleDriveへ移動
  • 任意の場所で右クリック → その他 → Google App Script
  • 以下のようにプログラムする(ほぼコピペで大丈夫なはずです。必要なところだけ書き換えてください)
function doPost(e){

  // 疎通確認(verify時に通信が来ます)
  var params = JSON.parse(e.postData.getDataAsString());
  if('challenge' in params){
    return ContentService.createTextOutput(params.challenge);
  }

  // Botの投稿に反応しないように修正
  if('subtype' in params.event) {
    return
  }

  userName = params.event.user;
  if('text' in params.event) {
  // 実際に表示されるメッセージ内容
    var contents = `${params.event.text} (from 有料WS #yasubeiつぶやき)`
  }

  // リクエスト内容を整形
  var options =
  {
    "method" : "post",
    "contentType" : "application/json",
    "payload" : JSON.stringify(
      {
        "text" : contents,
        link_names: 1
      }
    )
  };

  // 投稿先 (無料WS側 #yasubeiつぶやき)
  UrlFetchApp.fetch("無料WS側で作成したIncomming Webhook URLをこちらに貼り付けてください", options);
}
  • 保存
    • 編集したら必ず保存してください。プログラムが書き換わらないので注意。
    • 初回のみ「承認が必要です」「アカウント選択」「〜がGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」などと出てくるが∞にOKする
  • デバッグ(任意)
    • したい人だけ。そもそも動かないのでしなくても良い。
    • 私はdoGet関数を作って投稿するプログラムを書いて動作確認した。
  • デプロイ
    • 初回はデプロイの種類を聞かれるので「ウェブアプリ」を選択する
      • アクセスできるユーザーはとりあえず「全員」とする
      • デプロイが完了したら発行されるウェブアプリのURLをコピーする
    • デプロイはソースコードを少しでも書き換えたら必要
      • 試しに「デプロイの管理」→「編集ボタン」→「保存」をしてみたが、動作は変わらなかった
      • デプロイするたびにウェブアプリのURLが変わるのでその都度slackアプリ側の設定(Event Subscriptions)も書き換えてください。

有料WS側のアプリ作成

  • [create new app]
    • App Name: yasubei_tsubuyaki_subscriber (適当なので名前は任意で付けてくだせぇ)
    • Development Slack Workspace: 有料側のワークスペース
  • アプリの管理画面から[Event Subscriptions]を選択
    • 右上のスイッチをONにする
      • Request URLに先程コピーしたウェブアプリのURLをペーストする
      • 5秒ほど待つとウェブアプリへ疎通確認の通信(ソースコードのchallengeのところです)が行われ、成功するとVerifiedと表示されます
    • [Subscribe to bot events]を押す
      • "message.channels"を選択(この設定は別途チャンネルにAppの登録が必要になります。忘れずに!)
    • [Save Changes]を押してアプリ作成を完了する
  • 有料WS側のつぶやきチャンネルへApp(yasubei_tsubuyaki_subscriber)を登録する
    • チャンネルメニューから[Integrations]→[Add apps]で登録できます。
    • この辺、昔はUI違かったと思うので、結構変わってるかもしれません。MacのDesktopアプリでは上記にありました。
  • 動作確認
    • 有料WSのチャンネルでつぶやいた内容が無料WS側へ転送されれば成功です

デバッグ

  • スクリプトへの疎通確認
    • Event SubscriptionsでVerifiedと表示されること
    • doGet()を作ってしまい、直接ウェブアプリのURLを叩いてみて無料WS側につぶやきが反映されるかを確認する
    • 私がしたのは上記くらいですね。

参考サイト

感想

アプリ作るの簡単でいいですね
slackでアプリ作成設定してGASでサーバレスで動作させて...。昔は自分でサーバ立ててましたけどねぇ(物理)
メンテナンスも考えなくていいし、今の時代はスゴイなぁ

おまけ

(利用者からFB)
両方入ってる人は両方表示されますねw
どっちで反応するかもちょっと迷う:thinking:

ああ、たし:crab:ww

その他出来ないこと

  • 画像は転送されない
  • 一度投稿したあとの編集は反映されない
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