最近色々とAIコードエディターが流行っているので試しにclineを触ってみる。
LLMも最近出てきてかなりコスパが良いらしいdeepseekを使う。
clineのインストール
VSCodeの拡張機能なのでインストール。
マケプレページの画像を見るに、デフォルトでいろんなモデルが使えるようになってるっぽい。
DeepSeekへの登録
アプリキーが必要になるのでDeepSeekに登録する。Googleアカウントで登録した。
API利用用のキャッシュは$2から入れられるみたいなので、とりあえずお試しで$2入れる。
クレカ or Paypalが使えるが、DeepSeekは中国企業ということでちょっぴり警戒してPaypalで支払い。
適当にAPI Keyを発行して完了。
clineのセットアップ
右上の歯車からProviderが選択できるので、DeepSeekを選択して発行したAPI Keyを入力して完了。
auto-approveの設定があるので設定する。clineは勝手にプログラムを書いたりコマンドを実行したりしてくれるエージェントで、都度作業に承認が必要なのだが、ここを設定しておくと全部勝手にやってくれる。
ということでセットアップが完了。
使ってみる
試しに、ちょっと考えていたLLMにPC画面を監視させて、事前指定したタスク以外のことをしていたらアラートを出す、みたいな集中力監視のためのアプリを作らせてみる。
コストが表示されるのがとても良い。
とりあえず画面スクショを撮ってOpenAI APIに渡すところまで実装してくれた。使ったトークン数は800kトークンだけど、かかったお金は$0.03だった。これは嬉しい
感想
ここからは使ってみての感想
良かったところ
使ってみて快適だったところとして、コンソールコマンドの実行を許可すると、実行結果まで見て次のアクションをしてくれる。こうなってくるとどんどん権限を渡したくなってきてかなり危ないとも思う。でもAIエージェントでここまで出来るんだという感想。自分用のエージェントを頑張って作りたいというモチベーションが湧いてくる。
あと、Deepseekがハチャメチャに安い。性能の割に全然お金がかからない。みんな使いすぎてAPIのレスポンスがかなり遅くなってるのが玉に瑕だけど。
いまいち
いまいちな部分として、インストールするライブラリの指定が漏れていたり、古い形式でOpenAIライブラリを使っていたりするところがあるが、指摘してくれると健気に直してくれる。(ここの精度はDeepSeekのせいかもしれない)
ただ、Editの権限を渡しているとどんどん書き換えてしまうので、定期的にコミットしておかないと二度と帰ってこれない状況になるので気を付けたい。
本当に出来てるのかな?と思ったらチャットで色々確認すると良さそう。ただし、結構時間がかかるので集中力が続かず、自分で開発するというコーディング体験としては微妙かもしれない。仕事中にクソ長ビルドとかクソ長テストとか待ってる気分。自分で書いた方が速いなという気持ちになるので、現状何かの片手間に自動化とか効率化とかしたい場合にピッタリだと思った。