はじめに
- SPD図とは??
- NECの中の人が開発した構造化チャート図法
- Structure Programing Diagramの略称
- 要求仕様や業務分析から詳細設計まで使用できるチャート図
- 同様の図法にはPAD、HCPなどがある
- NECの中の人が開発した構造化チャート図法
特徴として
- SPDの記号が他の図法に比べて非常にシンプルである
- 各要素の記号がシンプルであり、比較的わかりやすいので可読性が高い
- 専用のエディタを使用しなくとも作成することができる
- 罫線文字や記号文字(├・◇)で代用できるので、エディタで簡単に記述ができる
- MarkDownでの記入も可能である
- ただし直接記入が必要
- 応用でプログラムのツリー図やクラスの記述にも利用できる
- 弱点として
- 欠点としてネストが増えてきた場合にはメンテナンスがやりづらい傾向にある
- 古い技術であるので解説本が出版されていたが現在は絶版になっている。
- ネットでも解説しているサイトがほぼない。
- 各要素の記号がシンプルであり、比較的わかりやすいので可読性が高い
SPD図の要素について
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順次
- ├
- └
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分岐
- ◇-(if:<条件>)
- │[
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繰り返し
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○-(while:<条件>)
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SPD図の実際
○ ├ 処理1 ├ 処理2 ├-◇-(if:<条件>) | │[Then] | ├ 処理 | │[Else] | └ 処理
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個人的にはUMLのアクティビティ図よりもプログラムに近い方法で記述できるので、今でも使える可能性があるのかなと思っております。
- VSCのプラグインがあれば、使ってみたいなとは思います。