#1.概要
Grove IoT スターターキット for SORACOM(Wio LTE JP Version)
https://soracom.jp/products/kit/grovestarter_kit_lte/
だいぶ前に購入しましたが、積んだままにしていました。
ようやく重い腰を上げて動作させてみることにしましたのでまとめます。
#2.内容
・基本的には以下のサイトを参考にしました。
Seeed製品公式ページ
https://seeedjp.github.io/Wiki/Wio_LTE_for_Arduino/Setup-ja.html
SORACOMの解説ページ
https://soracom.github.io/jp-training/WioLTE/1/2-uptime.html
・よくあるArduinoボードと違うのは、プログラム書き込みと動作でモードを変える必要があること。DFUモードと通常モードの2つのモードがあります。
※プログラムを書き込むときは、裏面のBootボタンを押しながら起動するとDFUモードになります。
※この辺の話は公式ページに写真付きで詳しく書かれております。
・Arduinoのサンプルコードを使用して、SORACOM Harvestへ接続しました。
以下の順にたどります。
スケッチ例 → WioLTEforArduino → soracom → soracom-harvest
上記の soracom/soracom-harvest のサンプルコードは、
Wio LTEの稼働時間をSORACOM Harvestへ送信します。
(コメントを有効にすると、温湿度センサも対応出来そうですが、とりあえずそのまま使ってみます。)
※シリアルモニタでデバッグコードを確認しようとしましたが、Arduinoのシリアルモニタで受信できなかったため、代わりにTereTermでモニタしました。
・10秒程度で接続が完了し通信OKの出力が確認出来ました。
実際の通信状況はLEDでも確認出来ました。
.### TIMEOUT ###
.### TIMEOUT ###
.### TIMEOUT ###
.### TIMEOUT ###
.### TIMEOUT ###
.->
-> RDY
Elapsed time is 10162[msec.].
<- AT
-> AT
-> OK
<- ATE0
-> ATE0
-> OK
<- AT+QURCCFG="urcport","uart1"
・上がってきたデータはSORACOM側のSORACOM Harvestでも確認出来ました。
・今回のサンプルコードはデバイス稼働時間を計測するコードであり、
自動更新をONしておくと徐々に起動した時間の分だけ、数値が増加することを確認出来ました。
#3.まとめ
・ひとまず、サンプルコードそのままでもデータ通信出来ることが確認出来ました。ほぼプログラミングせずに動作確認出来るのは開発キットの強みですね。
・データを上げる基盤を確認することが出来たので、次は定番の温湿度測定が出来るところまで進めたいと思います。