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【やってみた】VPCピアリング

Last updated at Posted at 2021-11-07

VPCピアリング

VPCと他VPCとの接続をプライベートネットワークで行える。
自アカウント内のVPC間、別のAWSアカウントのVPCとの間、別のAWS リージョンのVPCとの間に作成可能。
参考:VPCピアリング接続

この記事でやること

自アカウントの同一リージョン内のVPCを接続し、VPC内にあるEC2インスタンスが相互に疎通できるようにする。
スクリーンショット 2021-11-10 0.01.19.png

前提条件

以下環境を作成済みとし、EC2インスタンスに対しSSH接続できることとする。
スクリーンショット 2021-11-10 0.02.58.png

大まかな手順

1.ピアリング接続を作成
2.ルートテーブルに通信先のルートを追加
3.セキュリティグループでICMP(ping)を許可する

やってみた

###1.ピアリング接続作成
VPCコンソールから【ピアリング接続作成】ボタンをクリック
スクリーンショット 2021-11-07 12.40.39.png

ピアリング接続の設定
VPC-A から VPC-B に対し接続を依頼する

・ピアリング接続するローカルVPC : VPC-A
・ピアリング接続するもう一方のVPC : VPC-B
screencapture-ap-northeast-1-console-aws-amazon-vpc-home-2021-11-07-11_17_43.png

作成したピアリング接続をクリックし、【リクエストを承諾】ボタンをクリックする
→VPC-Bでピアリング接続を許可する
screencapture-ap-northeast-1-console-aws-amazon-vpc-home-2021-11-07-11_18_30.png

確認画面が表示されるので、リクエストを承諾する
screencapture-ap-northeast-1-console-aws-amazon-vpc-home-2021-11-07-11_19_16.png

ピアリング接続のステータスがアクティブになればOKです!
スクリーンショット 2021-11-07 15.32.43.png

現状はこんな感じです。これではまだ通信ができないので、通信できるように設定していきます。
スクリーンショット 2021-11-10 0.04.46.png

2.ルートテーブルに通信先のルートを追加

VPC-AとVPC-Bが通信を行えるようにそれぞれのルートテーブルにルートを追加する
送信先:通信先サブネットのセグメントを指定
ターゲット:作成したピアリング接続

・subnet-Aのルートテーブル
スクリーンショット 2021-11-07 14.57.05.png

・subnet-Bのルートテーブル
スクリーンショット 2021-11-07 14.53.07.png

3.セキュリティグループでICMP(ping)を許可する

相互にPing疎通ができるようセキュリティグループを追加する

・subnet-Aのセキュリティグループ
screencapture-ap-northeast-1-console-aws-amazon-ec2-v2-home-2021-11-07-11_30_01.png

・subnet-Bのセキュリティグループ
スクリーンショット 2021-11-07 15.05.13.png

疎通確認

・VPC-AのEC2インスタンスからVPC-BのEC2インスタンスへping
スクリーンショット 2021-11-07 15.12.18.png

・VPC-BのEC2インスタンスからVPC-AのEC2インスタンスへping
スクリーンショット 2021-11-07 15.13.17.png

pingで疎通できていることが確認できました!!

感想

VPCピアリングを使用し、VPCを接続するのは非常に簡単でした。
次はTransitGatewayを使用接続してみたいと思います。

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