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【試験合格記】認定Kubernetesアプリケーション開発者(CKAD-JP)

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お疲れさまです。
表題の試験に合格したため記録として残したいと思います。

結果

合格

スコア

74% / 66%

出題範囲

分野 名称 割合
1 主な概念 13%
2 構成 18%
3 マルチコンテナポッド 10%
4 可観測性 18%
5 ポッド設計 20%
6 サービスとネットワーク 13%
7 状態の永続性 8%

事前知識

GCP上でGKE(Google Kubernetes Engine)の構築、保守、CI/CD、HPA、監視、トラブルシューティングをしていました。
また、ローカルマシン上でMinikubeを用いたハンズオンをいくつかクリアしています。
前回CKAを受験した際の知識貯金があったため、今回の試験学習にかけた時間はおおよそ1週間ほどです。

所感

前回同様、「完全に理解した」と言えない程度のスコアでなんとか合格したという感じです。
解けなかった問題は一問だけだったので間違えた箇所の理解というより文章の理解が不足していたのかなと感じています。

CKADはCKAと比較してPodやDeploymentの作成に関する指示が複雑で設問をよく読んで何をすべきか理解する時間が多く、おたおたと設問を読んでいると時間が無くなるジレンマから焦りが生まれました。
実際、間違えてセッションからログアウトしてしまい数分無駄にしたときはリトライが頭をよぎったことを覚えています。

試験対策としてはUdemyの「Kubernetes Certified Application Developer (CKAD) with Tests」を一周した後は「CKAD-Exercises」を読んで不足していた知識の穴埋めをしました。

繰り返しになりますが、CKAを合格または合格できる経験を保有している場合、設問内容自体に戸惑うことはなく
文章理解力と要求内容を制限時間内に構築するスピードがあれば合格できるはずです。

受験者に向けたアドバイス

  • まずはUdemyを完走してみる(HintやAnswerがあるので知識がなくてもなんとかなる)
  • わけがわからない問題やコマンドは本やウェブサイトで理解できるまで調べる
  • Udemyを周回する前に、各トピックに関連する「kubernetes.io」のページをブックマークし、整理する
  • 問題の内容とブックマークしたページやコマンドを頼りに問題解決できるようにする
  • PodやDeploymentをコマンドだけで迷わず作成することができれば時間にはだいぶ余裕が生まれるはず
  • 身分証明書にパスポートを用意する必要はなく、免許証だけでも問題なかった
  • 試験開始までのやり取りは英語だが、直前まではGoogle翻訳などを開いてやり取りしても何も言われない

まとめ

これでCKAとCKADに合格できたので、3年間はKubernetesに関わる人権を得られたのかなと勝手に思っています。
この試験で得られる知識は各コンポーネントの理解に大いに役立ちますし、開発時のYAMLの書き方にも漏れが少なくなるような内容ですので、Kubernetesやっていきな方は忙しい合間を縫ってでも挑戦されると良いかなと感じました。
ちなみにCKADの難易度は上述したようにCKAと比べてPod作成に複雑さが増すので、合格ラインだけを見て「CKAの下位資格」だと思い込むと普通に落ちると思うので慢心せず学習に励むことをオススメします。

今年中に取りたい資格はAWSコンプリートのための2資格となったので、引き続き学習していき、落ち着いたらアウトプットしていければという感じでがんばります。

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