お疲れさまです。
表題の試験に合格したため記録として残したいと思います。

結果

合格

分野	名称	割合
1	大規模なハイブリッド IT ネットワークアーキテクチャを設計し、実装する	23%
2	AWS ネットワークを設計し、実装する	29%
3	AWS タスクを自動化する	8%
4	アプリケーションサービスとネットワークの連携を構成する	15%
4	セキュリティとコンプライアンスを設計し、実装する	12%
4	ネットワークの管理、最適化、トラブルシューティングを行う	13%

所有資格

資格名	取得年月日
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA)	2018-06-14
AWS Certified SysOps Administrator - Associate (SOA)	2018-06-22
AWS Certified Developer - Associate (DVA)	2018-06-25
AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP)	2018-07-19
AWS Certified DevOps Engineer - Professional (DOP)	2020-02-19
AWS Certified Big Data - Speciality (BDS)	2020-03-23
AWS Certified Security - Speciality (SCS)	2020-04-01
AWS Certified Machine Learning - Speciality (MLS)	2020-04-13
AWS Certified Advanced Networking - Speciality (ANS)	2020-04-27
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)	2020-04-27

事前知識

一応、業務領域としては本職と言えるしスペシャリティの中では一番勉強が楽でした。
あとGCPのNetworkingも受けてたので類似する点は多かったですね。

所感

ネットワーク領域全般、少しだけセキュリティ絡みの出題が多かったと思います。
出題範囲の多くはDirectConnectとRoute53に割かれ、ハイブリッドクラウドを構築したことがない方にとってはイメージしづらいので相対的に難易度が上がるんだと感じました。
とは言え、実務でそこを触るような会社は限られてくるので、AWSが主催している「AWS 専用線アクセス体験ラボトレーニング」をオススメしたいです。
https://aws.amazon.com/jp/dx_labo/

今の時期はコロナの影響で開催が難しいですが、落ち着いたらまた定期的にハンズオンラボを開催すると思いますので
AWS公式やconnpassなどをチェックして参加されるとよいと思います。

受験者に向けたアドバイス

DirectConnectの利用申請からトラブルシューティングまで一通りの流れを理解する
VPNはソフトウェアVPNやハードウェアVPNなど多様な種類のVPNが存在するのでそれらの特徴と利用環境を理解する
AS、BGP、DHCP、OSPF、VLAN、BFD、MTUなどネットワークレイヤーで当たり前に使用される用語を理解する
IPv4のCIDR計算をアナログで出来るようになる
VPC flowlogの特徴を理解する
静的ルーティング、動的ルーティングなどの意味を理解する
セキュリティグループとネットワークACLの違いを覚える
プレースメントグループや拡張ネットワーキングを理解する
Route53のルーティングポリシーの種類と特徴を覚える

まとめ

ようやく主要なAWS資格を取ることができたので、AWSの資格勉強としては一段落といきたいところです。
ちまたによくあるAWS資格コンプ記事ではネットワーキングが最難関と言われることも多いですが、それは間違っていないと思います。
なぜなら業務利用する技術者の数が他の資格と比べて圧倒的に限定されるからだと考えます。
逆に言えばネットワークやセキュリティの領域を意識的に仕事で使っていれば難易度はさほど高くないということも理解できました。

こんな記事を書いておいてアレですが、資格を10個取ろうが12個取ろうがそれ自体は他者にとってあまり重要ではありません。
「知らないことを知って、必要なときに手を出しやすくする」というのが資格勉強の本筋だと思うので、インプットしたことを正しくアウトプットしていけるように今後もがんばります。