はじめに
今回は2021年に流行りそうな技術を6つほど 紹介していきます!
対象読者
- 今後学びたいことを見つけたい人
- 技術系の話題を探している人
YouTube動画
動画で確認したい方はこちらでご確認ください!
【YouTube動画】 現役エンジニア社長が予想する2021年に伸びそうな技術6選
Tailwind CSS
Tailwind CSSは utility-first を主眼に置いた CSSフレームワークです!
utility-firstは、複雑な構成を単純なクラスの組み合わせで表現する手法です。
Tailwind CSSはBootstrapと同じ CSSフレームワークという部類ですが、buttonクラスやnavクラスといったものが存在しません。
1クラスに対して、1プロパティを割り当てたものを複数用意したフレームワークです。
1クラス1プロパティであるため、クラスの量が多く、何も圧縮しない場合、3739.4KBほどのサイズになります。
しかし、Tailwind CSSは使用していないクラスをビルド時に省くことができ、ビルドサイズを小さくできます (purgeCSSを内部にもつ)。
参考
CSSフレームワークのトレンド
Tailwind CSS
purgeCSS
Headless CMS
Headlessとは、フロントがないという意味です。
Headless CMSは、WordPressのように記事の管理や配信、検索などの機能を残しつつ、フロントを自由にカスタマイズできるサービスです。
サービスとしては、contentfulやprismic, Netlify CMSといったものがあります。
Serverless Architecture
Serverless Architectureは、サーバー管理不要なサービスを使って、バックエンドを構築する手法です。
AWSでいうと、Amazon API GatewayやAWS Lambdaなどがあります。
AWS Lambdaの方は最近、コンテナのデプロイができるようになり、利用の幅が広がりました。
またBBC News Onlineが自社サイトをサーバレス化したそうで、サーバー管理しなくて良くなるメリットを生かしたい企業はこれからも増えそうです。
参考
New for AWS Lambda – Container Image Support
Moving BBC Online to the cloud
Lambdaのコンテナデプロイについては、動画化しているので、興味のある方はこちらもどうぞ。
https://youtu.be/JNzOTwRsIoQ
ISR
今のところ(2021/1/11)、NextjsとVercelでしか使えませんが、SSGの弱点を克服して、動的に静的ページを生成する仕組みです。
SSGは全てのページをビルドしておいて、静的ファイルを配信する仕組みです。
ただ、変更を加えたページだけをビルドするということが現状できないため、変更があると全てのページをビルドし直す必要があります。
ISRでは、ユーザーのリクエストや時間によってサーバー側で該当ページだけをSSGするという仕組みを提供します。
Web Assembly
HTML, CSS, JavaScriptの次に、新しくブラウザでサポートされたのが WebAssemblyです。
ブラウザ上で動作するバイナリ形式のアセンブリ風言語とのことで、JavaScriptの補完を目的に作られました。
コンパイラはいくつかありますが、この間安定版が出たWasmerの場合、C/C++, Rust, Python, Ruby, PHP, JavaScriptをWebAssemblyに変換できるようです。
Rust
パフォーマンスが良く、メモリの安全性を保った言語で、C/C++の代替として注目されています。
MicrosoftがRustを部分的に使っているようで、これからも伸びていきそうです。