はじめに
今回はプロダクト開発の一手法であるアジャイル開発について紹介します!
プロジェクトを回せる市場価値の高いエンジニアになりたい方、必見です!
ぜひ動画でも確認してみてください!
【YouTube動画】 アジャイル開発を理解することが市場価値を上げる アジャイルをちゃんと理解しよう!① 前編
【YouTube動画】 アジャイル開発を理解することが市場価値を上げる アジャイルをちゃんと理解しよう!① 後編
アジャイル開発の目的
アジャイル開発の目的は、『価値あるプロダクトを迅速に作り続ける』ことです。
では、そのプロダクトが価値あるものになるためには、どうすれば良いでしょうか?
もっと言えば、顧客だけでなく、サービス提供側も価値を感じるプロダクトにするにはどうすれば良いでしょうか?
いろいろ方法はあると思いますが、開発に関わる人みんながモチベーションを高く維持できれば、より良いものが作れそうだと思いませんか?
アジャイル開発では開発プロセスだけでなく、そのようなマインドも重視しています。
アジャイル開発の行動指針 (マインド) として、アジャイルソフトウェア開発宣言というものがあります。
読んでいただけると、 『人』 主体の開発手法であることがよりわかると思います。
アジャイルなチーム
アジャイル開発では、職能横断型のメンバーが重宝されます!
チーム運営をするにあたって、『同じ職場で働く』、『ビジネスサイドも開発サイドも一緒につくる』、『開発者に権限を与えて速く開発できるようにする』ことが大切です。
プロジェクトを始める前に
プロジェクト前に、全員が同じ方向を向くためにお互いに質問をします (インセプションデッキ)。
例えば、以下のような質問をして、チーム内の合意事項をまとめます。
- なぜこのプロジェクトを始めるのか
- 開発したプロダクトにどんな売りがあるのか
- プロジェクト運営にあたってどんなリスクがあるのか
チーム全員が意識する必要があるため、『覚えやすいフレーズ』にしておくと良いです。
また、都度見直し、修正していくことも大切です。
プロジェクト運営
アジャイル開発では、『価値あるプロダクトを迅速に作り続ける』ために、以下のような短いスパンを繰り返しながら開発を続けます。
計画 -> 実行 -> 振り返り -> 計画 -> ...
計画
計画の段階では、バックログリファイメントとバーンダウンチャートを使用します。
バックログリファイメントは、やりたいことリスト (バッグログ) の優先順位を精査するために使用します。
実装したい機能ごとの内容とタスクレベルの内容を分けて作るとやりやすいです。
バーンダウンチャートは、チーム内のタスク処理速度を測るために使用します。
やることに対してポイント (見積もり) を付け、どのぐらいでそのポイントを消化できたかを測定します。
ポイント付けすることで認識のズレを修正したり、今後の開発計画を決めるのに役立ちます。
実行
インセプションデッキやバックログリファイメント、バーンダウンチャートを見える化しておきましょう!
これにより、誰がどのぐらい働いていて、誰が困っているかが分かります。
みんなが助け合えるように、毎朝やることを報告するのも大切です。
振り返り
振り返りでは、スプリントで作ったものをチーム内で共有します (レビュー)。
ここでは、褒め合うことが重要です!
アジャイル開発では、KPT (Keep Problem Try)も共有します。
Keepでは、今後も続けたいこと
Problemでは、問題と思っていること
Tryでは、次に向けて改善したいことを共有します。
ここでも、褒めることが重要です!!
まとめ
アジャイル開発は、モチベーションを高く維持することで、良いものを作っていきます!
ぜひ、みなさんの開発にも取り入れていただければと思います!!