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外資系事業会社のIT部門で働いて思うこと

Last updated at Posted at 2019-12-13

はじめに

私はランスタッドのIT部門で働いて5カ月ほどになります。
IT部門に同じ苗字の方が既にいらっしゃったので、みんなからは、やっさんというあだ名で呼ばれています。
現在は、IT企画課という、各メンバーがそれぞれ社内で立ち上がったプロジェクトのPMを担当する部署に所属しています。
今日は、私がどういう経緯で、外資系事業会社のIT部門で働くことになり、そこでどう感じているかについてお話ししたいと思います。

いままでの経歴

まず最初に、私の経歴をお話ししたいと思います。

はやいもので、私がIT業界でエンジニアとして働き始めてから20年近く経ちました。
最初はCOBOLプログラマーとして、いわゆる金融系システムの開発に携わっておりましたが、その後、転職して、オープン系で.NETやJavaの開発に携わり、また転職して、Web開発に携わり、またまた転職して、Saasプロダクトの開発に携わってきました。

前職でのSaasプロダクトの開発では、お客さんが1社もいないところから開発に携わり、最終的には数百社の顧客がつく製品にいたるまでになりました。
その間、初めて顧客がついた時の喜びや、顧客増加によるパフォーマンス低下問題での待ったなしの対応の苦しみなど、いろんな思いをしながら、たくさんの経験をさせてもらいました。
そして、プロダクトをお客様に提供するということは、営業・マーケ・開発・サポートが密接に連携する必要があるということも知り、その奥深さにやりがいを感じて働いていました。

転職のきっかけ

前職で7年ほどプロダクト開発をする中で、近年は、製品自体も成熟してきて、大きな追加機能の開発というところはなくなってきており、どちらかというとメンテナンスフェーズに入ってきていました。

自分自身けっこうやり切った思いもあり、昨年くらいから、何か新しいことをやりたいという思いが芽生え始めていたので、今年になって転職活動を開始しました。そうこうしているうちに、エージェントと繋がりを持って、最初は今まで経験してきた、プロダクト開発やSIerで働こうと思い、そのような企業を紹介してもらうよう依頼していました。

そんな中、ある時エージェントから、転職先として事業会社のIT部門という選択肢はありますか?という質問があり、それまではまったく考えていなかったのですが、一度話だけでも聞いてみようかと思い、どこの会社かというのを尋ねたところ、そのエージェントの会社でした。

そんなこんなで、数回面接して内定をいただいたのですが、その中で以下のようなことを感じました。

  • 事業会社のIT部門という未経験の領域で新しいチャレンジをするのも面白いのではないか。
  • 面接時にお会いした方々が、皆さん魅力的で自分にない経験を持っておられるので、一緒に働くことで、学ぶことも多いのではないか。
  • スーパーフレックス(コアタイム無し)・服装自由という点が、堅苦しいことを嫌う自分にマッチしているのではないか。

この3つの理由で、最終的に入社することを決めました。

今感じること

まだ、入社して5カ月ほどですが、そんな中で、今私がいくつか感じているところをお話しします。

エンドユーザとの距離が近い

今まで働いてきたIT企業では、システムやサービスを提供して、お客さんに対価をもらう、という仕事でしたので、最終的に運用フェーズに入ると、実はあとで使われていないということがわかったりして、そこの歯がゆさを感じることもありました。
しかし、今はエンドユーザであるビジネス部門との距離も近いため、リアルな声(良いことも悪いことどちらも)も聞こえますし、最後まで責任をとりきらないといけないので、その点は大変な部分ではありますが、面白いところでもあると感じています。

外資系企業の雰囲気

やはり外資系企業なので、外国人の方も多く、日常的に英語が飛び交う環境で、バイリンガルの方も多いです。一部パーリーピーポーっぽい人が多い部署もあったりします。
また、全般的に合理的で、日本の会社にありがちな、どうでもいい無駄な会議とかはあまりなく、自分の時間も他人の時間も大切に使う文化があるように思います。また事業会社のIT部門というと、日本ではいわゆる情シス部門がイメージされるかと思いますが、そういう雰囲気とはだいぶ違って、オープンでフレンドリーな感じです。
そして、やはり英語はできるに越したことはないと思います。

今後に向けて

現在の自分の課題は、次の3つだと考えています。

  • 業務を深く理解すること
  • 社内の様々なステークホルダーと密接な関係を築くこと
  • 英語を上達すること

どれも一朝一夕でできるものではないので、少しずつですが取り組んでいます。
また1年後2020年のアドベントカレンダーで、これらの課題に対して、どう取り組み、どうなったかをお知らせできればと思います。

もし来年登場しなければ、辞めたか、クビになったかと思っていただければw

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