RStudioとは?
RStudioとは、プログラミング言語であるRの統合開発環境です。ここで言う統合開発環境というのは、必要なソフトウェアをまとめて一つの画面上で操作できるようにしたものです。R本体だけでも解析を行うことは十分可能なのですが、RStudioを使うことでよりスムーズに種々のタスクが行えるといったところで、Rで解析を行うならRStudioもインストールすることを私はお勧めします。RStudio導入のメリットは、実際に触れてみることで体感してもらえるかと思います。
Rのインストール
RStudio上で解析を行うにしても、まずはR本体をインストールする必要があります。Rのインストールは、以下のリンクにあるCRAN(The Comprehensive R Archive Network)のミラーサイト(統計数理研究所)からダウンロードします。CRANとは、R本体やそのパッケージを配布しているサイトで、今後も間接的に利用することがあるかと思います。
まずは自分のPCのOS(WindowsかMacかLinuxか)を選択します。
Windowsの場合、遷移先のページの install R for the first time をクリックします。
さらに飛んだページで、Download R (最新版のバージョン) for Windows をクリックします。するとインストーラーがダウンロードされます。
Macの場合は、遷移先のページで最新版(Latest release)のインストーラーをクリックします。
Windowsの場合はR-(versin)-win.exe、Macの場合はR-(version).pkg というインストラーがダウンロードされるので、それをクリックしてインストーラーを起動します。起動したらインストーラーの指示に従ってソフトをダウンロードします。ポップアップが連続して表示されますが、「次へ (N) 」を何回かクリックしていくとインストールが行われます。
RStudioのインストール
RStudioには、デスクトップ上のアプリケーションの「RStudio Desktop」と、サーバー上での動作を可能にする「RStudio Server」がオープンソースで提供されています。ここでは、前者の「RStudio Desktop」をインストールしていきます。
以下のRStudioのサイトにアクセスします。
Open Source editionのDOWNLOAD RSTUDIO DESKTOP のボタンをクリックします。
遷移先のページで、もう一回 RStudio Desktop をクリックします。
すでにRはインストール済みなので、以下の中から自分のOSに合ったバージョンをインストールしてください。
クリックするとインストーラーがダウンロードされると思うので、インストーラーをクリックして起動させ、先ほどと同様にインストールを行ってください。
以上で、基本的なソフトの準備は完了です。Macの例では、無事にインストールが済むとFinder→「アプリケーション」にRとRtudioがダウンロードされていることが確認できます。