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パーフェクトRubyonRails備忘録4

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RackとRailsの関係

  • Rackとは
    • Webアプリケーションサーバ(Puma, Unicorn)とWebアプリケーションフレームワーク間のインターフェイスを共通化した仕様であり、実装となるライブラリである。
    • RailsがPuma上で動作しているのもRackのおかげ
    • Rackとフレームワークの間で機能するRackミドルウェアという機構を持つので、処理を挟むことができる。
  • Rackに必要なインターフェイス
    • callメソッドを定義する

    • callメソッドは、envもしくはenvironmentと命名する引数を一つ受け取る

    • callメソッドは次の値を配列で返さなければならない

      • HTTPステータスコードを表す数値オブジェクト
      • HTTPヘッダーを表すハッシュオブジェクト
      • レスポンスボディとなる文字列を含んだ配列風オブジェクト
    • class App
        def call(env)
          status = 200
          headers = {"Content-Type" => "text/plain"}
          body = ["sample"]
          [status, headers, body]
        end
      end
      
    • Rackが利用するエントリーポイント用のファイルとしてconfig.ruを作成する

      require "rack"
      require_relative "app"
      
      run App.new # 例のAppクラスのインスタンスをrunに渡す
      
    • rackupでRackアプリケーションを起動する

      • 事前にrackをインストールしておく
    • localhost:9292へアクセスするとcallメソッドで実装した戻り値が確認できる

  • callが受け取る引数envについて
    • 引数として受け取る値は、HTTPリクエストに関する情報
    • すなわち、Rackアプリケーションとは、HTTPリクエストを受け取り、HTTPレスポンスを返すアプリケーションである
  • Railsとの関係
    • RailsもRackアプリケーション(例で作成してAppクラスインスタンス)のため、rackupでRailsアプリケーションを起動することができる
    • config.ruファイルを確認すると以下のような記述がある。
      • run Rails.application
      • ここでRailsアプリケーションオブジェクトを渡している

DBの管理

  • RailsによるDB関連のタスク一覧

    コマンド 概要
    rails db:create DBを作成する
    rails db:drop DBを削除する
    rails db:migrate マイグレーションファイルの内容をDBに反映する
    rails db:migrate:status マイグレーションファイルの反映状況を確認する
    rails db:prepare DBが存在すればdb:migrateを、しなければdb:setupを実行
    rails db:reset DBを削除し(db:drop)、db:setupを実行
    rails db:rollback 実行したマイグレーションを取り消す
    rails db:schema:dump DBの構成をdb/schema.rbへ出力する
    rails db:schema:load db/schema.rbの内容をDBへ反映する(マイグレーションをスキップできる)
    rails db:seed db/seeds.rbの内容を反映する
    rails db:seed:replant DBの内容をTRUNCATEし、db:seedを実行する
    rails db:setup db:migrate、db:schema:load、db:seedを実行する
    rails db:version マイグレーションのバージョンを表示する
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