#この記事のゴール
バージョン管理を行いながら、複数人で一つのプログラムを編集できるようになる!今回は、ローカルでのGitをSourceTree、リモートでのバージョン管理をGithubを用いて行います。
#前提知識
SoruceTreeのインストール
Gitの基礎知識
#クローン
まずは、チームで共有するリポジトリをクローンします。
codeのボタンのcloneの欄からSSHを選択し、URLをコピー。
SourceTreeを開き、新規から「URLからクローン」を選びます。
これでクローン完成です!
#ローカルでの操作
次に、ローカルでデータの編集を行い、SourceTreeを通してGithubに変更をアップロードします。
ブランチ
ブランチは、データのバージョンを記録していくためのものです。
ブランチは主に本番反映用、確認用、作業用の3つに分けて管理します。
チームでバージョン管理をする際は、本番反映用は触らず、作業用のブランチで必ず編集するようにします。
詳しくは以下の説明がわかりやすいです↓
サル先生のGit入門「ブランチとは」
https://backlog.com/ja/git-tutorial/stepup/01/
今回は
本番反映用のブランチ:master
確認用のブランチ:review
作業用のブランチ:yasai1({作業者の名前}+{更新回数})
という名前をつけて行います。
reviewに移動します。(ブランチ名が太字かつ◯がついているところが現在いるブランチです)
reviewにいることを確認してから、上部メニューのブランチをクリックし、新規ブランチを作成します。
エディターで、該当のフォルダを開き編集します。
プッシュ
エディターで編集し、SourceTreeに戻ると、上部メニューのコミットの部分に「+1」となっています。
コミットを押すと変更した部分が表示されます。画面右の欄の赤い部分が変更前、緑部分が変更後になります。画面左下の「ステージングに未登録のファイル」というのが、現在変更したファイルなので、変更をコミットしたいファイルのみチェックを入れます。
※リセット
ファイルの編集した内容を破棄したい場合は、リセットすることもできます。
ファイルにチェックを入れると、ステージリング済みのファイルに分類されます。画面下部にコミットメッセージをいれ、コミットします。これで、SourceTreeに変更内容を共有しました。
この変更内容を、GitHubにプッシュします。上部メニューの「プッシュ」を選択し、プッシュするブランチのチェックを入れます。(編集した「yasai1」のブランチのみ選択します)
これでGitHubに変更内容を送りました!
#GitHubでの操作
プルリクエスト
GitHubを開くとプルリクエストが来ていることが確認できます。プルリクエストは、ブランチの変更の反映を、リクエストする作業です。
ここで要注意!「base:〜」が変更したファイルの反映先、「compare:〜」が変更したファイル。初期設定だとbaseがマスターになっているので、ブランチである、reviewに変更します。(マスターは最後の砦なので、絶対にいじらない!!!)
メッセージを残し、「create pull request」を押します。
他のメンバーにも変更したことを共有し、変更内容を確認してもらいます。
###マージ
他のメンバーに確認してもらった後、自分または他のメンバーがプルリクエストのマージを行います。変更をreviewブランチに反映させるステップです。下部の「Merge pull request」を押します。
###マスターに反映
本番環境である、マスターへの反映は、チームの責任者が行います。チームで行う場合は、自分がリクエストしたものは、他の人でないとマスターへの反映ができません!
今回は初心者向けなので、ここの手順は割愛します。
#ローカルでのブランチの削除
最後に、SourceTreeに戻り、SourceTreeでも自分が作成した 「yasai1」ブランチを削除します。まず、削除したいブランチ以外のブランチに移動します。
これで、GitHubへの一連の流れは終了です!!!
お疲れ様でした。
2回目以降の注意点
2回目以降は、自分のローカルのSourceTreeを最新の状態にしてから、ブランチをつくるようにします。reviewブランチに移動し、プルに数字がついていたら、クリックして、リモートでの変更を反映させます。