概要
- chromeosではデフォルトでは、/etc以下のファイルを編集することはできません
- linuxとしての設定を変えるには/etcのファイルを編集する必要があります
- 環境は cloudready 83.4.27(Home Build)です
シェルの確保
- chromeos本体のLinuxのシェルが必要です
- chromeos上のコンテナで動くLinuxのシェルとは別物です
- chromeブラウザ上で、
ctrl+alt+t
を入力します - ブラウザ上で新たなタブが開いてcroshといるメンテナンス用のシェルの一種が立ち上がります
- croshはメンテナンス用のコマンドに限定されていますが
shell
コマンド入力すると通常のLinuxのシェルが立ち上がります - さらに
sudo bash
とするとrootのシェルが立ち上がります- そのままsudoを使い続けてもよいです
rootパーティション(/)の再マウント
- 以後、rootでの作業です
- デフォルトではrootパーティションのRWでの再マウントは禁止されています。
# mount -o remount,rw /
mount: cannot remount /dev/dm-0 read-write, is write-protected
- セキュリティ機構を無効化して再起動します。再度、有効化はできないので覚悟が必要です
# disable_verity
# shutdown -r now
- chromeosが再起動したらrootのシェルを用意してrootパーティションを再マウントします
# mount -o remount,rw /
編集例
# vi /etc/avahi/avahi-daemon.conf
- before
[server]
host-name-from-machine-id=yes
- after
[server]
host-name=rivoli
host-name-from-machine-id=no
- これで他のPCからホスト名 rivoli.local でアクセスできるようになります
$ ping rivoli.local
- 本当はこのやり方よりもちゃんとhostnameを設定した方がいいと思います(やり方が未調査)