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JIS配列の折り畳み式Bluetoothキーボードを買ってみた

Last updated at Posted at 2021-05-17

きっかけ

ふと、折り畳みキーボードを持ち歩いたらスマホで簡単にメモがとれて、便利じゃないかと思いました。同じように思う人もいるかもしれないので、どんな選択をしたのかまとめておきます。

要件

  • androidでJIS配列で入力できること(これが主たる目的)
  • どうせならiPadでもJIS配列で入力したい
  • かな入力は不要
  • 持ち運びに便利なように軽いこと
  • 打ちやすい

問題

  • まず折り畳みキーボードでJIS配列になっているものは、かなり限られます
  • 仮にJIS配列であってもiPadでJIS配列でできるものは、さらに限られます
  • iPadサポートと謳ったものでも本当にJIS配列入力できるかも怪しいです。
    • 「英語配列」で入力できますというだけかもしれない
    • 製品発売当初はJIS配列で入力できていたとしても、最新のiPadOSで同じように使えるのかもよく分からない

Elecom TK-FLP01BK

キーピッチ 17mmのキーボードです。
軽くて小さいのと、elecomはiPad用のJIS配列のキーボードをいくつか出していたりするので、iPadでもスイッチを切り替えればJIS配列で入力できるかもしれません。
一方でデメリットとしては、小さすぎることです。実物を店頭で触ってみた感じだとブラインドタッチは結構厳しいような気がします。仮にできても打ち間違いがかなり多そうです。

この製品の兄弟機として、TK-FLP01PBKという極小タッチパッドの搭載されたモデルもあるようです。

Ewin折り畳み日本語キーボード

最初に買おうと思った製品です。
YouTubeで英語配列版のレビュー動画を見て結構打ちやそうだと思いました。またフェイクレザー素材の外装が見た目的にも安定性にも良さそうに思えました。amazonのQ&Aを見る限り、iPadでもJIS配列でいけるかもしれません。(真偽不明)
しかしJIS配列版には右Shiftがないという致命的な欠点があることが分かりました。このJIS配列版、英語版の印字をJISに変えただけのハードウェアになっていて、キー数が増えた分は何かを落とさなければいけないわけで、結果的に複数存在するキーの片方を落すということになったようです。何とか右shiftなしでも使えないかと想像をめぐらしてみましたが、どう考えても使い辛いので断念しました。

Ewinにはこれとは別にタッチパッド付きのJIS配列折り畳みキーボードもありました。やはりこちらも右シフトなどは省かれているようでした。

ミヨシ TOR-BT03

最後まで迷ったキーボードです。
ファンクションキーなどの特殊キーはFn+別のキーという組み合わせが多用されているものの、英数字は普通だし、記号類もそれほど変な配列にはなっていません。そして軽い。iPadに関しては、JIS配列で入力できるかどうか不明でした。amazonのコメントを見ても、JISになるという意見とならないという意見がありました。キーピッチも18mmで実機を触った感じでは、ブラインドタッチができそうでした。ただ打ち易いという印象ではありませんでした。
デメリットとしては、軽さの裏返しで、作りがチープな感じです。しばらく使ったら壊れてしまう心配があります。

Mobo Keyboard

最終的にこれを買いました。
このキーボードの最大のメリットはキーピッチ19mmのフルキーボードと同じサイズのキーです。上にあげた商品とくらべると打ちやすさは断然上です。筐体は金属でできていて頑丈そうな感じです。一部の記号類がキーが小さめになっていますが、配置などは普通のJISキーボードです。これならノートPCと同程度には入力できると思います。

一方でデメリットもそれなりにあります。

  • iPadでは英語配列
    • 商品説明にも書いてありますが、残念ながら英語配列でした。
      • 本当に残念。ファームウェアアップで対応してほしい
  • 重い
    • 他の商品が150g〜200gに対して、本商品は250gくらいあります。
    • さらにケース兼タブレットスタンドが、結構重くて、本体とあわせて400gを超えます
      • 入れ物は100均で手頃なものを買うことにしました
  • 価格が高い
    • 他の商品が3000円台〜4000円台くらいなのに対して、こちらは6000〜7000円台
  • マルチペアリングの接続台数が少な目
    • 本商品はBluetooth x 2台 + USB接続 1台です。
    • 他の商品はBluetooth x 3台や4台だったりするので、少し手狭な感じがします。

とまぁ色々あげましたが、250g程度でノートPCに匹敵する打ちやすさは他には代え難く、主目的がandroidということもありこの商品を買うことにしました。

もしこの記事を見て折り畳みキーボードを買おうと思った人がいたら、なるべく電気屋で実際に試してみることをおすすめします。触った時の感覚は、文字や動画ではなかなか分からないものです。

追記:iClever IC-BK06Mate

あとから気付いた商品。
amazonでもiClever公式ページでも商品画像は英語配列ですが、amazonのレビュー画像を見ると、のきなみJIS配列になっている。しかもEwinと違って右シフトもある。
amazonのレビューを見るとiPadで使っている人が多いようなので、iPadでJIS配列がつかえるのかも知れない。ただ商品画像とレビュー画像が違う配列になっている理由がまったく分からない。期間限定でJISだったとか?
さすがにMOBOほど打ちやすくはなさそうだけど、iPadでJIS配列が使えてキーピッチ19mmならかなり希少だと思われる。値段も3000円程度と安い。

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