設定する時
他のshellの場合
bash
,zsh
,tcsh
のような旧来のshellの場合, インタラクティブshellが開始する際に必ず実行されるshell scriptである.*shrc
に追記することでPATHが追加できる.
export PATH="$PATH:/Users/yas-nyan/.nodebrew/current/bin"
fishの場合
fishでは以下の様に各セッション共通のPATHをCLIから設定する.
参考:fish shellのPATH設定
set -U fish_user_paths /Users/yas-nyan/.nodebrew/current/bin $fish_user_paths
結果的に以下のようなファイルにfishが生成した変数が追加される.以下は一例.
SET fish_user_paths:/usr/local/opt/openssl/bin\x1e/Users/yas\x2dnyan/\x2enodebrew/current/bin\x1e/usr/local/Cellar/mtr/0\x2e92/sbin
削除する時
他のshellの場合
他のshellであれば~/.*shrc
に宣言的に記述されるので,不要になった場合は当該行を消せば良い.
- export PATH="$PATH:/Users/yas-nyan/.nodebrew/current/bin"
fishの場合
fishでは設定する時と同じ様に,以下の様にCLIから削除する.
まず, 現在設定されているPATHを表示する.
echo $fish_user_paths
/Users/yas-nyan/.nodebrew/current/bin /usr/local/Cellar/mtr/0.92/sbin /usr/local/opt/openssl/bin
例えば/usr/local/Cellar/mtr/0.92/sbin
を削除するとする.
当該PATHは$fish_user_paths
の2番目なので,以下の様なコマンドを実行する.
この時, indexは1から始まるので注意する.
set -e $fish_user_paths[2]
おまけ
$fish_user_paths
が沢山ある場合何番目に登録されているかを確認するのは大変.
pathが何番目か表示するワンライナーは以下の通り.
echo $fish_user_paths | tr ' ' '\n' | nl
以下のようにわかりやすく出力される.適当にgrepして使って下さい.
1 /Users/yas-nyan/.nodebrew/current/bin
2 /usr/local/Cellar/mtr/0.93_1/sbin
3 /usr/local/opt/openssl/bin