初めに
・Cursor: すごいエディタ
・WSL: Windows上でLinuxを動かせるやつ
・conda: 仮想環境つくるやつ
環境
・Windows 11
・Ubuntu 22.04
・Anaconda3-2024.02-1-Linux
方法
1. WSLを導入してUbuntuをインストール.省略.
2. Cursor上でWSLにリモート接続する.省略(拡張機能入れるだけ).
3. UbuntuにAnacondaをインストールする.
公式サイトから最新版をインストールする.$ wget https://repo.anaconda.com/archive/Anaconda3-2024.02-1-Linux-x86_64.sh
上記コードを実行すると,カレントディレクトリにAnaconda3-2024.02-1-Linux-x86_64.shがダウンロードされる.これを以下のコマンドでインストールする(zsh部分はお使いのshellで).
$ zsh Anaconda3-2024.02-1-Linux-x86_64.sh
途中でyesを入力し,最後にインストールするディレクトリを確認する.変更しないのならそのままEnter.
ここでは/home/usernameディレクトリ下にインストールした.
以下のコマンドでバージョン確認できれば成功.
$ conda --version
conda 24.1.2
一応ターミナルを再起動しておく.
4. 仮想環境を作りCursorにカーネルを追加する.
最初はbaseのみしかないことを確認.
$ conda info -e
# conda environments:
#
base /home/<username>/anaconda3
以下のコマンドで仮想環境を作る.
$ conda create -n py3.11 python=3.11
続いて起動する.
$ conda activte py3.11
以下のようになっていれば成功.現在py3.11という仮想環境にいることがわかる.
$ conda info -e
# conda environments:
#
base /home/username/anaconda3
py311 * /home/username/anaconda3/envs/py.311
※※※ここで,conda activateの前にconda initしろ,みたいなエラーがでたら,
$ conda init zsh
とすればOK(zshの場合).※※※
最後に,以下のコマンドでJupyterカーネルに仮想環境を追加する.
$ pip install ipykernel
$ python -m ipykernel install --user --name=py.311
あとは.ipynbファイルを開き,"カーネルの選択"→"別のカーネル"→"Python環境..."→"py.311"を選択すればよし.
5. condaにモジュールをインストールする.
仮想環境を作っただけではデータ分析などに必要なモジュール(numpu, pandas)が入っていないので,Anacondaをインストールしてまとめて導入する.$ conda install anaconda
...
Proceed ([y]/n)? y
...
done
これで,notebookでモジュールが使用可能になる.