13
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

組織・複数人環境におけるUnityのライセンス管理について

Last updated at Posted at 2019-06-30

はじめに

組織や複数人環境におけるUnityのライセンス管理方法がよくわからなかったので、ベストプラクティスをUnityに問い合わせしました。
その返答内容をまとめたものになります。
※2019-06-27時点での情報になります。

Unityでの開発におけるライセンスの種類

Unityにおいてライセンスは以下の2種類があるようです。

  • Unity License
    • 用途:Unityエディタを使うためのライセンス
    • 購入先:Unity Store (https://store.unity.com/)
    • 購入数:利用する人数分購入する必要あり
  • Asset License
    • 用途:アセットを使うためのライセンス
    • 購入先:Asset Store (https://assetstore.unity.com/)
    • 購入数:利用する人数分 or 組織で一つ
      ※Asset Store のAsset詳細ページの「Requirements」欄に記載があります。
       無ければ組織で一つ(たぶん)、エディタ拡張系は基本的に利用する人数分必要みたいです。

※わかりやすく説明するために勝手につけた名所です。以降説明において使っていきます。
※リモート勤務におけるライセンスは少し特殊な模様。以下のページが一定参考になりそうです。
 テレワークの際Unityライセンスに関するFAQ(https://forpro.unity3d.jp/wfh-faq/)
 

ライセンスの管理のベストプラクティス

ライセンス購入用アカウント」と「作業用のアカウント」といった形で分けて管理するのがベスト。
以下例

  • 購入用アカウント(作業しない、ライセンスを3つ購入、ライセンスは割り当てない)
  • 作業アカウント1(作業する、ライセンスを割り当てる)
  • 作業アカウント2(作業する、ライセンスを割り当てる)
  • 作業アカウント3(作業する、ライセンスを割り当てる)

Asset Licenseは割り当てという作業がないため、利用する人数分購入するだけでOK。
※上記アカウントは同一組織内である必要があります。
 複数の組織にまたがっての割当はできないので注意してください。
 組織は「Unity ID - 組織(https://id.unity.com/ja/organizations )」から作成できます。
 作成した後、削除はできないようなので注意してください。

作業アカウントへの購入したAssetの共有方法

購入したAssetについては「Asset License」を持っている人がDL・インポートする必要があり、以下のどちらかのプロセスが必要。

  • 購入用アカウントの情報を作業者に貸し出せる場合

    1. 購入用アカウントの UnityIDとそのパスワードを作業者様にお渡しください
    2. 作業者様のPCで購入用アカウントで Unityにログインし直してください
    3. 対象のアセットをダウンロードしてください
    4. 作業者様の UnityIDで Unityにログインし直してください
  • 購入用アカウントの情報を作業者に貸し出せない場合

    1. 購入用アカウントを管理している方のPCに Unityをインストールしてください
    2. 購入用アカウントで Unityにログインしてください
    3. 対象のアセットをダウンロードしてください
    4. 下記フォルダ内にある .unitypackageファイルを USBメモリあるいは社内サーバー等を経由して作業者様にお渡しください
    5. 作業者様の PCの Unity内で、対象の .unitypackageファイルをインポートしてください

※作業しないアカウントなのにUnityEditorにログインして良いの?と思っていましたがDL・インポート程度であれば大丈夫みたいです。

以上です。

13
12
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
13
12

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?