Dronyとは
HTTP, Socks ProxyをVPNとして接続するアプリです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.sandrob.drony&hl=ja&gl=US
環境
- 認証付きProxy必須環境
- 22番ポートはProxyなしで通信可能
- AzureにSquidでHTTP proxyを構築済み
叩くコマンド
# 外のProxyサーバで行う
/etc/ssh/sshd_configの
GatewayPorts
をyesにする
# APにするPCで行う
ssh -gNfL 0.0.0.0:8888:localhost:8080 username@ipadress
sudo create_ap [無線LANデバイス名] [共有元デバイス名] --no-dnsmasq -d --ieee80211n --redirect-to-localhost [SSID] [パスワード] &
ip a (ap0のIPアドレスを確認する)
主な流れ
-
ssh -gNfL 0.0.0.0:8888:localhost:8080 username@ipadress
で0.0.0.0へAzureのHTTP proxyを持ってくる -
create_ap
を活用して無線APを建てる - スマホでWi-Fiに接続する このとき,Proxyにはスマホ側のデフォルトゲートウェイをアドレスに設定します。
- Deoniで先程と同様にProxyの設定をする
create_apについて
実行してできる仮想ネットワークデバイスのIPアドレスは固定になります。
それがスマホ側のデフォルトゲートウェイになります。
Dronyの設定
google, ブラウザ, Twitterなど元からHTTP proxyに対応しているアプリはDirect
設定にすると正常に通信可能です。
LINE, Discord, InstagramなどHTTP proxyに非対応のアプリはVPN経由で通信しようとし,結果的にProxyを通せます。
犠牲にしたもの
VPNに繋がってしまう関係でKDE Connectが死にました。