※特筆ない場合通常ユーザ権限で実行するものとします.
1. 環境の対応状況を調べる
ハードウェアの対応状況
LC_ALL=C lscpu | grep Virtualization
VT-x もしくは AMD-V と帰ってきたら OK です.
カーネルの対応状況
zgrep CONFIG_KVM /proc/config.gz
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CONFIG_KVM_GUEST=y
CONFIG_KVM_DEBUG_FS=y
CONFIG_KVM_MMIO=y
CONFIG_KVM_ASYNC_PF=y
CONFIG_KVM_VFIO=y
CONFIG_KVM_GENERIC_DIRTYLOG_READ_PROTECT=y
CONFIG_KVM_COMPAT=y
CONFIG_KVM=m
CONFIG_KVM_WERROR=y
CONFIG_KVM_INTEL=m
CONFIG_KVM_AMD=m
CONFIG_KVM_AMD_SEV=y
# CONFIG_KVM_MMU_AUDIT is not set
のように全てが y もしくは m なら OK です.
2. QEMU のインストール
yay -S virt-manager qemu
sudo systemctl enable --now libvirtd
GUI フロントエンドに virt-manager を使います.
QEMU と virt-manager のインストールが完了したら libvirtd を有効にします.
3. libvirt グループへの登録
sudo usermod -aG libvirt (ユーザ名)
virt-manager 経由で QEMU を触れるように libvirt グループへ所属させます
Virtio を使う
Virtio の Windows 用ドライバの ISO イメージを含んだ AUR パッケージが用意されていますが,ISO イメージのダウンロードがとてつもなく遅いので aria2c を使って落としたほうがいいです.
yay -S aria2
aria2c -x16 -c https://fedorapeople.org/groups/virt/virtio-win/direct-downloads/latest-virtio/virtio-win.iso