Dialog スキルはもう使えないのか?に関する補足記事です。
New Watson Assistant は、 対話フローを Actions で作成することをデフォルトとしていますが、 前バージョンである Classic Watson Assistant では Dialog スキルを使用して対話フローを作成します。
Dialog Skill を前提としたチャット・ボットの仕組み
Dialog Skill は、
- Intent (意図)
- Entity (対象)
- Response (回答)
を定義し、この 3 つの要素を組み合わせで対話フローを構成します。
3つの要素とダイアログ・ノード
この 3 つの要素とタイアログ・ノードの関係はこのようになります。
インテント、エンティティ、レスポンスの整理
対話シナリオを整理し、3 つの要素に落とし込みます。
対話シナリオを整理するためのツールは、問いません。MS Excel を使用するお客様が多いようです。
インテントの学習
整理した内容を使って、インテントを実現する AI モデルを作成します。
ダイアログ・ノードの構造
インテント、エンティティ、レスポンスの関係をダイアログ・ノードの中で定義します。
ダイアログ・フロー・エディター
ダイアログ・ノードを複数作成し、階層構造を持たせることで、複雑な対話シナリオを構成することが可能です。