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お世話になっているIT技術に関する徒然Advent Calendar 2023

Day 1

digging...僕はネットにつながっているのかな?

Last updated at Posted at 2023-12-08

DALL·E 2023-12-08 11.20.56 - A detailed image of an individual using the 'dig' command on a computer to check internet connectivity. The scene is set in a modern home office. The .png

はじめに

皆さん、コロナも明け、外で仕事をする機会は増えましたか?
そんな私も週に数回はお客様先をコールするようになりました。
外に出たら一番先に何をするのか、そうです、自分のパソコンをネットに繋ぎます。
ただ、ネットにつながったはずなのに、ホームページが開けない、メールが見れない、なんてことはないですか?
時には、ネットにつながっているにも関わらず、接続先のサーバーがダウンしている、なんてこともありました。
そんな時に私が試している方法(あまり大した話ではありませんが)をご紹介します。

自分のパソコンがネットにつながっているのか?

以前は、Googleに対してpingコマンドを発行し、replyがあるかどうかで判断していました。
毎回、「Google様に無駄な通信を発生してしまい、申し訳ない」気持ちでいっぱいだったのですが、ある日を境に、pingではなく、別のコマンドを使うようになったよ、というお話です。

なぜ、pingを使わなくなったのか?

一番の理由はキーボードで打ち込む文字数が多いことです。
例えば

command
$ ping www.google.com

「スペース入れても、たかだか、19文字でしょ」と思われたかもしれませんが、電車の中だとキーボード操作がしづらかったり、揺れたりなんかするとタイプミスを起こしやすいです笑

さらにGoogle様にICMPメッセージを送信しますし、Ctrl-Cでpingコマンドを停止する必要があります。

あと、まれにですが、ネットにはつながってはいるものの、DNSサーバーが不調で名前解決に失敗し、相手先サーバーと通信ができなかったという事象も経験しました。

/etc/resolv.confをcatして、ちゃんとDNSサーバのアドレスを取得できているのか、そのDNSサーバに接続して、名前解決が正しく行われているのかをnslookupコマンドで調べたりしていたものです。いやー、面倒極まりない。

今は、digコマンドを使ってます

こんな面倒な作業から解放してくれるのがdigコマンドです。
やり方は簡単です。

command
$ dig

と入力するだけ。それもたった3文字で、しかもCtrl-Cでコマンドを中断する必要もありません。

digコマンドは引数にホスト名を指定することができ、ホスト名を指定した場合は、そのホスト名の名前解決を実施し、IPアドレスを返却してくれます。ただし、引数に何も指定しない場合は、単にDNS会の頂点に立つroot DNSサーバ(神DNSサーバ)に通信をとり、現在応答可能なroot DNSサーバとそのIPアドレスを返してくれます。

これが何を意味しているのかって。。。
はい、

  • 自分のパソコンがネットにつながっている
  • DNSサーバと通信ができ、ホスト名の名前解決の準備ができている

ことを意味するのです。
たったの3文字を入力するだけで、pingコマンドを使っていた時の煩わしさが一気に解決されました。

digコマンドを実行した時のイメージ
image.png

終わりに

「pingで確認してたよ」という人が一番多く、「digコマンドを初めて知った」という方も結構いましたが、皆さんはいかがですか?
少しでも皆さんのネット・ライフに貢献できたら幸いです:beer:

参考

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