はじめに
みなさん、IBM Videoというサイトをご存知でしょうか?
IBMが提供する製品をショート動画でわかりやすくご紹介している動画サイトです。
- スキルアップしたくてもなかなか時間が取れない
- 気になる製品があるけど、マニュアルを読んで理解するのはきつい
- 製品の特徴やメリットをクイックに知りたい
という方には、うってつけの動画を提供するサイトです。
興味のある方はぜひご覧いただければと思います。
今回ご紹介する動画へのリンク
IBMのメインフレームであるIBM Zシリーズを紹介するビデオです
概要
IBM Zシリーズの最新モデル「IBM z16」は、2022年4月5日に発表され、5月31日から出荷開始予定です。AI、セキュリティ、ハイブリッドクラウドに対応し、デジタル変革を推進するために設計されています。
主要特徴
- AI推論と自動化
- AI専用エンジン「Telumプロセッサー」を搭載し、リアルタイムのAI推論を実現。
- 不正検知の適用範囲を100%に拡大し、従来のシステムより25倍速い応答速度を提供。
- AIモデルはオープンソースフレームワークと互換性があり、カスタム開発の必要がない。
- セキュリティ強化
- 高度な対量子暗号を導入し、将来の量子コンピュータによる攻撃にも対応可能。
- 全方位型暗号化、HPDC、耐量子暗号により、分散データも安全に保護。
- シームレスな業務継続性を提供する「Flexible Capacity for Cyber Resiliency」機能で、災害時や停電時にも迅速に業務復旧を実現。
- ハイブリッドクラウド対応
- クラウドとオンプレミスの統合管理が可能で、柔軟なモダナイゼーションを実現。
- DevSecOpsを支援する「Wazi as a Service」により、6分以内でテスト環境を提供し、従来のx86環境に比べて8〜15倍のパフォーマンスを実現。
- 「IBM Z & Cloud モダナイゼーションセンター」を通じて、日本市場向けの最適化支援を提供。
実際の事例と応用分野
- 不正検知:銀行業務でリアルタイムにAIを活用し、不正取引を即時検出。
- ローン承認:迅速かつ正確な意思決定を支援。
- 保険請求審査:請求の適正検査を効率化。
- 貿易決済:支払い処理を高速化し、業務効率を向上。
まとめ
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IBM z16は、AI、セキュリティ、ハイブリッドクラウドという現代のITニーズに対応した最先端のメインフレームです。リアルタイム処理、高度なセキュリティ、ハイブリッドクラウド環境の最適化により、デジタルトランスフォーメーションを加速し、企業の競争力を高める設計がされています。
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今後もIBMは開発投資を継続し、パートナーとともに新しい価値を創造していく方針です。
参考
10分でご紹介!『IBM z16』