どうも、普段はMacでWeb開発をしているやむぅ。です!
今回は、初めてMacを使う人に向けたMac bookのセッティング(環境構築)について書いていきます。
直近でやった僕の環境構築を参考に書いていきます。
この記事の対象者
- プログラミングを始めたい
- パソコンはMac(Apple Silicon・M1以降)
- 最適なMac設定したい
- Web系やアプリ系をしたい
おおまかな流れ
- Mac本体の設定
- Homebrewのインストール
- よく使うアプリやツールのインストール
Macの設定をカスタマイズ
目に優しい設定
僕は必ず一番最初に目に優しい設定へ変更します。プログラミングはかなり目を酷使するのでこれは絶対やっておいた方がいいです。
ダークモードへ
左上りんごマーク
→システム
をクリックして、左側から外観
→外観モード: ダーク
を選択します。
Night Shiftをフルにする
左上りんごマーク
→システム
をクリックして、ディスプレイ
→Night Shift...
をクリックし、画像のように
- スケジュール:カスタム
- 開始:0:01, 終了:0:00 (一日中適用させるため)
- 色温度:いい感じな「暖かく」へ
この二つを適用することで目に優しい画面にすることができます。この部分は全然強制ではないですが、僕はもうこれしないと「目がチカチカする」と感じてしまうようになってしまいました...
Dockを調整する
Dockは、よくMacの下とかにあるよく使うアプリとかに素早くアクセスできる便利なバーです。
これのサイズやDockの場所などを細かく設定することができます。りんご
→システム
→デスクトップとDock
と開き、Dockのサイズや位置などを自分好みに設定してみてください。
ここは個人差があると思うので、色々試してしっくりくるものを探してみてください。
僕の設定はたくさんのアプリをDockに入れたいので以下のようになっています。
- サイズ:めちゃ小さい
- 拡大:ほぼ無し
- 画面上の位置:下
- Dockを自動的に表示/非表示:OFF
ファイルの拡張子を表示させる
Macのデフォルトだと、メモ
,実験データ
のように拡張子が表示されません。
この状態だと、悪意あるファイルや不審な拡張子が付いたファイルに気づけず実行してしまうリスクがあります。例えば実験データ
というファイルを実験データ.xlsx
かと思ってクリックしたら実は実験データ.exe
でウイルスに引っかかる、ということがありえます。
変更の仕方は、Finderや適当なフォルダーを開いて左上Finder
→設定
から詳細
→全てのファイル名拡張子を表示:ON
で設定できます。
トラックパッドの設定
Macを使うならここがめちゃくちゃ重要です。
マウス操作じゃなく、キーボード下の四角いところでカーソルとかスクロールできる部分がトラックパッドです。ここでの操作を最適化するとPC操作もプログラミングでも快適になります。
特に以下の設定は絶対しておきましょう!
- 軌跡の速さ
- 右クリック(副ボタンクリック)は右下隅へ
- タップでもクリック判定へ
- ページ間をスワイプで移動
- Mission Controlを有効へ
設定方法は、りんご
→システム
→トラックパッド
と開き、「ポイントとクリック」「スクロールとズーム」「その他ジェスチャ」をそれぞれ色々試して設定してみてください。
僕の設定は以下画像の通りです。
Homebrewのインストール
Macでは、VSCodeやChromeといったアプリやソフトをインストールする方法はいくつかあります。
- App Storeからインストールする
- 公式サイトから直接落とす(ダウンロード)→インストール実施
- コマンドライン上でインストールする
今回は三つ目のコマンドライン上でインストールする方法を紹介します。
そのためにHomebrewが必要になってきます。このHomebrewはパッケージ管理ツールといって、公式から直接インストールするやり方だと新バージョンで毎回インストールする必要があったり、前のバージョンのデータが残ったりとめんどくさい時があります。
ですがHomebrewでインストールすることで、
- アップグレードやダウングレード、アンインストールがコマンド一つで完結
- 公式サイト→ダウンロード→zip解凍→インストール の工程がコマンド一つで終わる
というように楽できるのがめちゃくちゃ良きです。
※アプリの公式サイトでもよく「Homebrewつかって」的なこともあります
以下の記事がとてもわかりやすいのでぜひご一読ください!
公式サイト
Homebrewのインストール方法
公式サイトの手順に従って「インストール」に書いてあるコマンドを実行します。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
実行できたら、ちゃんと入ったか確認しましょう。
brew -v
# Homebrew ●.●.● のように出ればOK!
こんなメッセージが出る場合もある
「Xcode」が入っていないと「The Xcode Command Line Tools will be installed.Press RETURN to continue or any other key to abort」というメッセージが出てきます。
そのため、もしこのメッセージが出た場合はEnterキーを押して、処理を継続してください。
※XcodeはApple公式のiOSアプリ用統合開発環境です。
アプリやツールのインストール
Homebrewの準備が整ったので早速アプリたちをインストールしていきましょう。
Homebrewでのインストール仕方はbrew install <名前>
のコマンドです。
たまにbrew install --cask <名前>
のコマンドも使います。具体的な部分は難しいので今は「Homebrewで指定されたコマンドだから」実行するでOKです。
今回インストールするのは、
- google chrome
- Visual Studio Code
- nodebrew(VueやReactしたい人)
Google Chromeのインストール
brew install --cask google-chrome
Visual Studio Codeのインストール
brew install --cask visual-studio-code
nodebrewのインストール
brew install nodebrew
これを使うとVueやReactで使うNodeの管理が簡単になります。
これの使い方は以下の記事がわかりやすいです。
おわりに
これで
- VSCodeでプログラミングできるようになった
- Chromeで検索したり作ったサイトを確認できるようになった
- nodebrewでNode系が使えるようになった→VueやReactが使える環境になった
この後は、プログラミング知識を深めていって
- VSCodeでいい感じの拡張機能を入れる
- Chromeの開発者モードを使ってみる
- VueやReactにチャレンジする
にチャレンジしてみてください!