同僚の @kubotak さんに聞いたライブラリ選定基準をまとめます。今回は特にフロントエンド領域でvueに絞って書きます。
1. 公式がまとめているライブラリリストをみる
まずはともあれ、vuejsが公式でまとめているライブラリリストを参照する。
ここにやりたいことにマッチしそうなライブラリを全部一通り見てみる。
2. star数を確認する
あまりにも使っている人が少ないと、コミュニティがないことが想定される
3. 新規 issue を確認して、それがPRに反映されているか
issue が無いのはユーザが少ないか、すでに枯れている(安定してバグなども少ない)ライブラリ。
issue が多いのにPRが作られていない、またはマージされていないライブラリはメンテナが居なくなっているので避けるのが吉。
4. 最終リリースタグとnpmのページを確認する
githubでreleasesをみると最後にいつリリースされているかわかる。ただしnpmの場合にはrelease tagが切られていなくてもnpm packageとしてリリースされていることがあるのでそちらも確認する。
あまりに古いのだと新しいvueバージョンに追従できない可能性などを考慮した方が良い。
5. readme がきちんと書かれているか
有用な情報が書かれていないと導入は辛くなります。
6. 動作例が書かれているか
あれば何ができるかよりイメージがつきやすくなります。無い場合には自分で動かさないといけないのでややハードルは上がる。
7. ファイルサイズは大きすぎないか
あまりに便利すぎるライブラリは全部入りでファイルサイズが大きくなりがちです。
nuxtなどフレームワークで適切に配信されるものが分割される場合にはそこまでシビアにならなくても良い。
8. 2個くらいまで絞り込めたら実際に使ってみる
何個かまで絞れて迷うところまできたら、導入しやすそうか使いやすそうかを実際に使ってみて確かめる。