OpenAI の API の代表格といえば completion API(個人の意見です)。
このAPI エンドポイントが completion
であることに対してあまりピンとこなかったけど GPT-4 に聞いて理解できたので軽い記事にします。
@ChatGPT
OpenAIのドキュメントに Completion という表現が出てきますが、ニュアンスの詳細を教えてもらってもいいですか?
APIのエンドポイントになっているので、レスポンスの内容についての説明だと思われます。
「補完」と解釈するのがいいかなと考えたのですが、いまいちピンときていません。間違っていた場合には正しい内容を教えてください。
以下応答
OpenAIの文脈では、「Completion」は、GPT-3モデルを使って与えられたテキストプロンプトに対する続きを生成することを意味します。APIのエンドポイントとして、Completionはユーザーが提供したテキスト入力(プロンプト)に基づいて、モデルが適切なレスポンスを生成する機能を提供します。
「補完」という解釈は、この文脈で適切です。GPT-3が入力されたテキストに対して、適切な続きを生成し、それを「補完」するという意味で使用されています。GPT-3は、与えられたプロンプトに基づいて、自然で意味のある文章を生成することができます。このCompletion機能を使って、質問に答える、物語を続ける、対話を行うなど、さまざまな目的で使用することができます。
ニュアンスとしては「続き」であることが分かりました。GPT-3 の時に確かに続き書いてくれていました。「〜について教えて」でプロンプトを終わらせると、応答が「ください。」から始まるとか。例えば「内閣総理大臣について教えて」と質問すると「下さい。内閣総理大臣とは(以下略)」のような返答がよくありました。
今でもOpenAIのquickstartのドキュメントに以下のような例があります。この例だと Names: の続きを書いてほしいというなニュアンスです。
Suggest three names for an animal that is a superhero.
Animal: Cat
Names: Captain Sharpclaw, Agent Fluffball, The Incredible Feline
Animal: Dog
Names: Ruff the Protector, Wonder Canine, Sir Barks-a-Lot
Animal: Horse
Names:
これも completion (補完)をしてくれるという意味で同じかなと思いました。
今はすごく自然に「応答」してくれるように見えるけど、それは特定の質問に対して応答を「補完」してくれていたんですね。