Amazonで500円くらいの学習リモコン(L336)を購入してみました。
とりあえず、三菱のディスプレーとONKYOのCDプレーヤー、FPGA FMチューナのON/OFFに使っているSONYのタイマーと自作の選局モジュール用のSONYのTVの信号を収納してみました。
設定は3セット(ページ)持つことができ、上部の青いボタンで選択します。
登録は、上部の青いボタンのどれかを長押し->インジケーターが明るく点灯->設定するボタンを押す->インジケーター点滅->信号送受信->学習できると点滅から点灯に変わる->登録を続ける場合は設定するボタンを押して繰り返し、終る場合は上部の青いボタンを押す
学習リモコンのメリットは一つでいろいろ制御できるということと、電池が節約できます。またリモコンは使ってないと、ボタンの反応が悪くなったり、電池が液漏れしたりすることがあるので、この点でもよいです。
リモコンは電池が切れた状態で長期間放置すると液漏れして、壊れてしまうことが良くあります。使わないのであれば電池を抜いておくのが賢明です。
リモコンの信号も強く4mくらい離れてもちゃんと制御できています。
スマホのアプリで赤外線リモコンを制御するような製品もありますが、すぐつかえる棒の方が便利な気がします。
我が家はインターネットが消滅しても自立して機能するようにしているのでAlexaなどは論外です。
SONYのタイマーがコンデンサーの液漏れで壊れて直したのですが、またおかしくなったので、あきらめて購入しました。学習は自作のMacアプリのアルマジロのお使いで信号を出してしました。
そもそもタイマーとしては使ってなくて、たまに使うON/OFFのためだけに単三3本は無駄でした。
昔はクロッサムというHAL研究所が出していた学習リモコンをつかっていたのですが、これも壊れて使えなくなりました。
L336はボタンを押して信号送信時にインジケーターが点灯するので、分かりやすいと思います。
はめ込みで作られているので、分解を躊躇したのですが、すでにいろいろ調べている人がいました。
学習データはEEPROM(128Kbit)に入れているようです。なので、電池をぬいても学習データはなくなりません。また学習時の受光は受光モジュールは使わず発光用のダイオードでおこなっているようです。ページの選択はSRAMに入っているようで、電池を抜くとTVになります。
以前だと学習データをSRAMに入れておいて、電池交換時のバックアップにコンデンサーが付いているケースが多かったです。コンデンサーの劣化で十分にバックアップされなくなったり、液漏れでパターンが切れて壊れたりする事もあるのでEEPROMを使うのは非常に賢明です。
使われているマイコンの待機時の消費電流は0.7uAなので電池の持ちも良さそうです。
リモコンは省電力モードであってもキースキャンは定期的に実行する必要があり、汎用のマイコンではここまでの省電力は実現できないと思います。
数年購入を検討していたのですが、よい買い物な気がします。
AmazonにはL336はたくさん出品されてて、中国発送のものと、国内(Amazon)発送のものがありますので、注意してください。
偽物があるって書いてあったページもあったので、不自然に安い商品には注意したほうが良いかもしれません。
L336にはL336間でページの全データーを送受信する機能があるのですが、どうもハンドシェークしているようなので二台ないと解析できないです。
EEPROMの中身を解析している人もいました。
このリモコンはオリジナルがないと学習できませんが、アルマジロのお使いのようなパソコンのアプリで信号を出して学習することはできます。
学習リモコンはどう設定したか忘れないようにすることが大切かもしれません。
リモコンは電池の液漏れやスイッチの接触不良の故障が考えられます。電池の状態をときどき確認するのがよいです。またあまり強い力でおなさない事や、ときどき押してると良いような気がします。