なんと東京電力は、2021年1月31日に突如としてでんき家計簿のサービスを停止して、後継のサービスにアカウントも引継ぎも行っていません。こんな蛮行が許されてよいのでしょうか?
でんき家計簿相当のサービスがWEB検診票についているようのですが、私の契約では見ることができません。
事あるたびに書いているのだが東京電力がAルートで収集しているデータのユーザ閲覧サイト「でんき家計簿」がとってもいけてない。
でんき家計簿
30分おきのメーター値の変化をグラフにしているのだが、これ見て分かりますか?30分ごとにデータ取ってるからそのままグラフにしても意味がない。当日のグラフは見ることができず、前日のデータも朝一では反映されていない。
我が家のBルートで収集したデータの「おうちモニター」のグラフはこんな感じです。
Bルートで10分おきにメーター値をとっていて、もちろん当日分も確認できます。
いろいろ考えてkWhを軸に時間を集計してみました。
我が家は消費が少ないのでまとまりの良いグラフになります。
「でんき家計簿」では月ベースのグラフは確認できるが日ごとのグラフがない。「でんき家計簿」の月別のグラフと時間別のグラフのデータはおそらく別のテーブルになっていて、料金確定時に月別のテーブルがアップデートされているのではないかと考えられる。上のページの前日のナビゲーションをクリックしていくと、かなりさかのぼれるようなので、すべてのデータがページサーバからアクセス可能なのではないかと思われるのだが。
我が家の「おうちモニター」はではこんな感じで表示できる。
Bルートで収集したデータを利用して省エネのアドバイスをするようなサービスもあるようだが、それほど複雑なことではなく、またすでにあるデータで実現できることだと思う。
「でんき家計簿」と同様のサービスの東北電力の「よりそうeねっと」には日ごとのグラフはあるが請求済みのデータしか反映されていないため、直近のデータは見れません。どこもかしこもやる気なさ杉。
これは電力会社は実入りが減るから実は節電はして欲しくないわけで、行政がしっかり監督してないからそういうことになってるんだと思う。