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mrubyのターゲット

Last updated at Posted at 2022-01-06

mrubyのターゲットには以下のようなものがあります。

  • 32bit 1チップマイコン
  • 2005年前後のルーターなどのSOC(A)
  • 2010年前後のルーターなどのSOC(B)
  • 携帯ゲーム機
  • ガジェット
  • ラズパイ
  • Android
  • PC UNIX(ユーザプロセス)
  • PC UNIX(カーネル内)

1チップマイコンのRAMは128Kくらいから大きくても1Mくらいです。STM32やESP32などにmrubyをポートされている方がいます。SOC(A)はRAMは8M程度のターゲットです。当初は8MでもLinuxなどが動いていたようですが、いろいろ大きくなって、このクラスでLinuxを使うのは難しくなっています。SOC(B)は32M程度のRAMを想定しています。これくらいあるとLinuxやFreeBSDがどうにかのりmrubyもその上で動かせます。

build_configディレクトリの下にはゲームボーイなどの携帯ゲーム機でのビルド設定もあります。本体が高額なので、あまり現実的ではない気もします。ディスコンのガジェットの設定もあります。

ラズパイ以降はRAMが512M以上あったりストレージも大きく、rubyも動くので割愛します。

1チップマイコンはarmが主流ですがESP32は独自アーキテクチャですし、いろいろです。

SOC(A)はarmやmipsがありましたが、SOC(B)はもっぱらmipsです。

mruby/cというより小規模なリソースのCPUをターゲットにした実装もあります。

mruby本体では100K-300Kくらいをミニマムターゲットとしているようですが、拡張を入れるとものにもよりますが500Kくらいは必要になると思われます。

私はSOC(A)はmruby on YABMでSOC(B)はZRouter.orgでビルドしたFreeBSDでmrubyを使っています。SOC(A)の蟹さんは当初は8M RAMがターゲットだったのですが、32Mのものとかもあります。

SOC(B)のターゲットはLinuxベースのOpenWRTでもサポートがあります。

1チップマイコンのRAMはチップの中に内蔵されていますが、SOC(A)のRAMは外付けになります。

STM32はSDRAMを外付けできるようですが、複雑になりあまり一般的ではありません。

1チップマイコンはいろいろ新製品が出てますが、RAMが大きくなる方向には進んでいないので、当面SOC(A)との間は埋まらないような気がします。

あと、EthernetやWifi、Bluetoothなどの通信デバイスもほしいところです。

  • ブートローダー無しのBearMetal
  • ブートローダー有りのBearMetal
  • OS有り

1チップマイコンは一番上になり、SOC(A)は2番目で、SOC(B)は3番目になります。

BearMetalの書き込み方法は以下のような方法があります。

  • ISP
  • JTAG
  • U-BOOTなどのブートローダーのオペレーション

SOC(A)やSOC(B)のターゲットはHardOffのジャンクによくあり、数百円で入手できます。ただ本来の使い方ではないので、製品として1000円くらいで入手できるターゲットがあると良いのですが。

ただSOC(A)やSOC(B)はかなり大量に造られていて、当面入手に困る事はないと思われる。

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