PC-8001のDIN 8ピンからVGAへの変換ケーブルを作ってみました。
DIN | VGA | Signal | |
---|---|---|---|
1 | |||
2 | - | 10,6,7,8 | |
3 | Clock(14.318 MHz) | ||
4 | - | 13 | HSYNC |
5 | - | 14 | VSYNC |
6 | 150 | 1 | R |
7 | 150 | 2 | G |
8 | 150 | 3 | B |
VGAの6,7,8はRGBのシールドになっていました。
150オームが無かったので、75x2で作りました。
SONY CPD-L150で表示
15.625/15.75kHz対応なのですが。
たまにしたの三菱のテレビのような表示になる事もあります。
その後普通のVGAもピンクぽい表示になってしまい、ばらしてみたのですが、問題のありそうな部品はありませんでした。なぜかVGA信号はピンクぽくなるのですが、メニューはちゃんと白く表示されます。もしバックライトが切れたとかの致命的なダメージであれば、メニューも影響を受けるはずです。だめもとでコネクタ基板に一つだけのっていた電解コンデンサーのElite 25V 220uFを、手持ちのrubyconに代えたところなんと直りました。電解コンデンサーの劣化で電源が若干不安定になり、VGAをドライブしているチップだけに影響がでたというところでしょうか。特に見た目で液漏れとかはありませんでしたが、20年前の製品ですからね。
三菱の古い液晶テレビ
CPD-L150と同じで、おそらくインターレスの15KはOKなんだけど、ノンインターレスには対応していないんだと思います。
15.75KHzで一秒に60フレームだと262.5本となるので、62.5本分のゴミデータが表示されているのだと思う。
PC-9801FA2の24.8Kは表示できるIO Data LCD-A173KBでもダメでした。
残念ながら対応しているディスプレーがありません。
上の三菱のTVではおそらくラインダブラーのような事をして、HSYNCを倍にすれば表示できるような気がします。PC-8001の場合COLOR SYNCからHSYNC作られていると思われCOLOR SYNCを数えてHSYNCを半分にすることができると考えられます。
水平の解像度は320でRGBで3Bitですが切が良い4Bitで計算すると160Byteのメモリが必要になります。1行をスキャンしてメモリに入れて同じ内容で2行で出力するような流れになるのだと思います。
水平の解像度は416のようです。