秋月電子の秋葉原店の2Fで、数年前にAE-RX210の基板を店舗限定アウトレットセールで100円(税込)で購入しました。定価は2780円だったようです。
RX210はルネサス社製の32Bitマイコンです。RX210の開発環境はルネサスからオリジナルのコンパイラーを使ったCS+とgccを使ったe2 studioが提供されています。
私が買った時には壁際の棚の箱の中にはAE-RX210は二枚しかなくて、片方は明らかな実装ミスがあり、片方はとくに問題なさそうだったので、問題ないほうを買ってきました。
帰ってきて調べたらAE-RX210はチップが変更されていて、変更前のR5F52108の基板でした。またSW3のタクトスイッチが実装されていません。
RX210にはE1やE2のデバッガーかシリアルでflashが焼けるようです。デバッガーがJTAG相当でシリアルがISP相当なのかもしれません。基板にはシリアルUSB変換のFT232のチップがのっています。100円のジャンクのために高価なデバッガーを買うのは、本末転倒なので、シリアルで焼いてみます。
「実装不良品など、部品取り用。通常使用不可。」で動かないかもしれないので、Lチカのよいページがあったので、試してみます。
ルネさんの登録ページはロボット対策の機能がうまく動いていなく、かなり登録に苦戦しました。
どうにか登録してCS+をダウンロードしてインストールしたのですが、v8.11はWin7でインストールに失敗するので、v8.10をインストールしました。
CS+ではシリアルでflashが焼けないので、ビルドして出来上がったモトローラ形式のファイルをRenesas Flash Programmerで焼きます。CS+をインストールするとRenesas Flash Programmerもインストールされるようです。
AE-RX210のSW1はUSBから電源をもらうようにしSW2は以下のようにしてUSB接続します。
ポートを設定してプロジェクトのモトローラ形式のビルドファイルを選択して焼いてみます。
USBを外して、SW2を変更してUSBにまた付けます。
無事動いているようです。「実装不良品など、部品取り用。通常使用不可。」なので本当に動かない事もあるので、注意してください。
mruby/c動かしてみたいな。