ZRouterの連絡網がirc(#zouter)なのでircクライアントを物色してみて、依存が少なかったのでBitchXをZRouterでビルドできるようにしてみたので、使い方のメモです。
起動
# /usr/local/bin/BitchX <nicname>
いくつかのサーバに接続を試します。
チャンネルに入る
/join <channel>
チャンネルの参加者の一覧
/who
AWAYステータスオフ
/away
終了する
/quit
プライベートメッセージを送る
/msg <nic name> <message>
上スクロールを^xキーに設定
/bind ^x SCROLL_FORWARD
下スクロールを^eキーに設定
/bind ^e SCROLL_BACKWARD
プライベートメッセージを受けるとLEDが点灯して、ledoffコマンドで消せるようにしてみました。
ON ^msg "% *" {
exec gpioctl 8 0
echo [$0] $1
}
alias ledoff {exec gpioctl 8 1}
tmux上で起動する場合は以下を設定
# TERM=xterm
設定をrcファイルに書いて読み込ませるときには/を抜いて書きます。
tmux上で起動して抜ける場合は^b+dです。何もせずウインドを閉じても大丈夫です。
復帰のときは
# /usr/local/bin/tmux a
ちなみにBitchX+tmuxはちょっと重いみたいだったので、MT7620で動かしています。BitchXはおそらく日本語は使えません。
これまでMacのircクライアントを使っていたのですが、Macを起動していて接続中しかメッセージが見れず、時間帯が違う人と連絡するには不便なため、BitchX+tmuxで常時接続環境を作ってみました。
irssiというクライアントはglibの依存があり、weechatはcurlの依存があり、いろいろなライブラリが必要になり、断念しました。
今さらBitchXという気もしますが、IPv6対応もされていて結構使えるような気がします。
参考